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ダーウィンが来た!で見たクソ情けない魚の話

家族と食事をしながらダーウィンが来た!をよくみるのだが、印象に残った回がある。

なんか川魚の回だった。その川魚は海に行くやつもいれば川で過ごすやつもいるらしい。当然ながら海は過酷なので、死ぬこともあるが栄養が豊富なので大きくなれる。

何年かのち、海で揉まれて巨大になった川魚たちが故郷に戻ってくる。メスはデカイ川魚くんのほうが好みらしく、圧倒的アルファオスとなった川魚くんはメスと交尾をする。

魚の交尾といえば、メスが産卵しオスが精子をかけるアレである。メスが産卵をすると、アルファオスが射精する。海で揉まれて男らしくなっただけあって、射精もかなりのオス感がある。

強いオスとメスの交尾の中、よく見るとメスと見紛う小さいオスも口を開けて体を震わせながら絶頂射精している。川で怠惰に育って頼りがいのない情けないクソオスが、断りもなく勝手にメスの卵子に自分の精液をかけているのである。

まったく"挑戦"というものをしてこなかった情けないオス魚では、当然メスを産卵させることはできない。だから海から戻った強オスが交尾してるところで一緒に射精して、あわよくばこのみっともないクソチビで精神的にも負けてるクソオスの遺伝子を残そうとしているのである。

このクソちっさい川でしか生きられない情けないオスが、口を開けて体を震わせながら勝手に射精するのを見て、俺はめちゃくちゃ笑ってしまった。

完全に俺じゃんこいつ。俺もパパ活とかしてる女にこっそりゴム空けて妊娠させたら興奮するよなぁ……とか考えたことあるので。

あと人工授精を担当してた医者が勝手に自分の精子で受精させまくってたって話でも興奮した。海に出られない情けないクソオスなので、まともな恋愛やセックスアピールを通じた性行為が想像できないのである。

俺もコソーリと遺伝子を残したい。

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