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自己受容していない人にとって、恋と憎しみは同じである。

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか
は恋愛のヤバさや自己受容の大切さを認識するために最適な本です。
この本の中で重要だと思った部分を紹介させていただきたいと思います。

自己受容していない人にとって、恋と憎しみは同じである。

あなたが「彼に恋をした」ということは、あなたが「彼にあいている心の穴に、反応した」ということです。

彼の特徴で、あなたが「気に入ってる」か「気になってた」ところは、あなたが自分で気づいていない「自分に『ない』と思ってる」ところか「自分と似た」ところです。彼が最初はその部分をポジティブに出していたので、あなたは彼が欲しくなってしまったのです。でも「彼の魅力的なところ」は、かならず裏返しの「彼の悪いところ」であり「ああたを苦しめるところ」でもある。彼が見事に「あなたがされたら、いやなこと」をしてしまう(あるいは、わざとする)のは、そのためです。

あなたが「私の心の穴にピッタリはまって、穴をふさいでくれるんじゃないか」と思える人ほど「あなたの心の穴の、苦しい部分」を刺激してくる人でもあるのです。あなたを苦しめてるものは「彼」ではなくて「あなた自身の心の穴」なんです。

「いつのまにか、恋が憎しみに変わる」のでは、ありません。恋の相手に「心の穴を埋めてもらおう」としている人にとって「恋すること」と「苦しめられること、そして憎むこと」と「傷つけて苦しめること」は、最初から同じものなんです。自己受容しようとしてない人、しようとしてもなかなかできない人の「恋」という感情の中には、初めから「憎しみ」が含まれているのです。そのことに感覚的に気づいた人が「もう恋愛は、しばらく、いいや……」なんて、恋に疲れてしまうのかもしれません。

恋の相手を憎んじゃうのは、心の穴の「苦しい部分」が反応して始まった恋だから。

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

恋愛したいと思っている方は
「恋をして苦しむまで過程を味わうことで
幸せの方向に向かうことができる!?」
心の奥底で思っているのではないでしょうか。
その影響で幸福の感情がプラス波動ではなく
マイナス波動になってしまうのだと思います。
自己受容できない限り苦しみが続くということですね。

自己受容できない人は何をやっても
長期的に上手くいかないので
自己受容できるようになるしかありません。

自己受容できるようになって、
ようやく他者受容することもできるようになります。
自己受容と他者受容、どちらも重要です。

自己受容に関しては”「これでいい」と思える生き方”と
”なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか”
の2冊だけで事足ります。

より生きやすい道を選択したい方は
自己受容・他者受容・足るを知る
この3つを重視してください。

自己受容・他者受容を深く掘り下げると
老子の『足るを知る』という言葉に辿り着きます。
深く掘り下げて理解を深めたい方は
是非、老子・荘子に関する本を読んでみてください。

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