見出し画像

女性誌が女に「恋をさせよう」とする理由。

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか
は恋愛のヤバさや自己受容の大切さを認識するために最適な本です。
この本の中で重要だと思った部分を紹介させていただきたいと思います。

女性をターゲットにしたファッション誌やウェブサイトには「恋する女は美しい」とか「愛されメイク」といったフレーズが、ひんぱんに出てきます。やたらと目にする「恋愛特集・セックス特集」でも、イケメン俳優や芸人さんやモテ系文化人が「理想の女性像」を語ってますよね。このような雑誌やサイトの特集によって、求められやすい女性のタイプや、男性が興奮するポイントが、世の女性たちに知れわたりました。

でも、そんな情報を得すぎたせいで、感じなくてもいいストレスを抱える女性が増えているのではないでしょうか。「こうすればもっと男性を惹きつけられる!」と、むりやり男目線に自分を合わせようとしたかと思うと、「でも私は男性が望むようなかわいい性格には絶対なれないし、ちゃんとした家事も、すばらしいセックスも、できない……」と落ち込んだり。ついには、自分の苦手なことを要求する「男性の一般論」を憎んでしまったり。自分が混乱させられていることにさえ、気づかない人もいます。

女性の味方であるはずの雑誌やサイトが、どうして、わざわざ彼女苦しめるようなことを書いてしまうのでしょうか?女性向けメディアというものは、女性に服や化粧品を売るための「広告」だからです。記事の本文も、じつはすべて広告の一種なんです。「愛されたい」という女性のナルシズムを強めて「恋をさせる」のが、服や化粧品を買ってもらったり、デートで外食したり、旅行してもらうことに、つながるからです。広告であること自体は「よい」とか「悪い」とかいうことでは、ありません。もともと、おしゃれ女性誌というものは「そういうもの」なんですから。

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

商売をする目的は人それぞれで、
中には人の欲望に火をつけて現金化することを
目論んでいる人たちもいます。
バレンタインもそうですし、女性誌なんかもそうです。

出版社は雑誌を発行する際、
ライターが書きたい記事を書き、
広告主から広告料を受け取って広告を載せて
雑誌(本)という形で販売します。
これに関しては誰も何も言わないと思います。

問題なのはライターが広告主の意向に沿った
記事を書かされるという点です。
広告主の意向に沿った記事を書くということは
記事=広告ということになってしまいます。
雑誌を無料で配布するなら問題ないのですが、
読者からも金を取っているので双方代理になってしまいます。

不動産では双方代理は明確に禁じられていますが、
テレビや雑誌などでは双方代理が当たり前になっています。

雑誌や恋愛関連のサイトに載ってる情報はすべて
欲望を刺激して現金化するための広告
として見なければいけません。

情報を真に受けてしまうと面倒なことになってしまいます。
自己受容をさせないための洗脳をされ、
どんどん生き辛くなってしまいます。
占いとかスピリチュアルとか恋愛カウンセラーに
手を出してしまったら蟻地獄に落ちてしまいます。

恋愛はヤバい邪気発生源です。

雑誌に載ってる恋愛に関する情報は
洗脳するための広告として認識してください。

最優先しなければいけないのは自己受容です。
自己受容できない限り人間関係で
悩み続ける状態が続いてしまいます。

自己受容できない人は何をやっても
長期的に上手くいかないので
自己受容できるようになるしかありません。

自己受容できるようになって、
ようやく他者受容することもできるようになります。
自己受容と他者受容、どちらも重要です。

自己受容に関しては”「これでいい」と思える生き方”と
”なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか”
の2冊だけで事足ります。

より生きやすい道を選択したい方は
自己受容・他者受容・足るを知る
この3つを重視してください。

自己受容・他者受容を深く掘り下げると
老子の『足るを知る』という言葉に辿り着きます。
深く掘り下げて理解を深めたい方は
是非、老子・荘子に関する本を読んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?