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#36 ぼくの心の中にある、インドの景色

今週の土曜日から、2週間インドに行く。高校生の頃から、なんでかわからないけどずっと行きたかったインドに、ようやく決心が付いて、大学生になる直前のこのタイミングで、飛び込んでみることにした。一緒に行ってくれるコースケ、ありがとう。

はじめてインドに興味を持ったのは、高校1年生のときだった。

高校を通じて紹介されたボランティアプログラムに参加して、他の学校の高校生や大学生と一緒に10日間タイに行った。そのとき一緒に行った大学生2人が旅好きで、高橋歩さんが好きなことで盛り上がっていた。はじめて接する大学生はカッコよくて自立しているように見えて、憧れた。ぼくもそのあと、高橋歩さんの本を読み漁ったりした。

そのタイのプログラムのあと、その2人はインドへ行って、インドにハマっていって。

しまいには、インドで初めての、日本人が経営するラーメン屋の出店の手伝いに行くことになり、インドに移住していってしまった。果てしない行動力だ。

憧れのお兄さんたちがハマって、住んでいるインドに、いつか行きたいという思いが、むくむくとぼくの中に膨れ上がってきたのだ。(今は2人とも帰ってきているので、残念ながらインドで会うことは叶わなくなってしまった。)

それ以来、いろんな作品の中で描かれているインドに触れてきて、なんとなくぼくの中でインドの風景が出来上がっていったように思うし、それらの作品は、今回のインド旅行に大きな影響を与えている。

ちなみに、この二つのnoteを読んで、ぼくはリシケシとバラナシに行くことにした。本当に単純だ。

いろんな人が語るインドに触れてきて、どんどん興味が湧いてきて。理由を言葉にすることはできるけど、なんだか陳腐になってしまう気もするので、ここでは言葉にしないけれど、「インドに行きたい」という思いがようやく実現する。

一方で、インド行きが近づいて思うのは、これまでいろんな形でインドの話を聞き、ぼくの心の中で風景が出来上がっているからこそ、ぼくが自分の体験をその枠の中にはめ込んでしまうのではないか、という不安だ。

アンテナを高く張っていろんなことを感じたい。それをぼくの知っている体験の枠にはめたり、ぼくの今持っている言葉や思考に無理に落とし込んだりしたくない。

だから、インドにいる間はnoteは書かない(メモには使うかもしれないけれど、公開はしない予定)で、とにかくいろんなものを浴びてきたいと思う。ぼくの感受性をフル動員したい。

久々の海外旅行だし、最初は1人だしちょっと緊張してきたけど、たくさん感じて楽しんで、何より無事に帰ってくることを目標にする。

毎日note、あと1本で目標達成!


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