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凶器パン。

今年の2月頃の「下血の刑」に端を発して、「自律神経を整える治療室」へ数回通いました。


そちらでの治療は施されていたにも関わらず、何とも形容し難いので置いといて(置くの?)、「小麦」が体調に合っていないから控えた方が良いと言われていました。

全くのゼロ生活を送っておりませんが、朝食の友だったシリアルは食べ切ってからは買い足しをせずに、時々パンやケーキを嗜む程度に抑えていました。(結構食べているね、とか聞こえない)

そこで米粉パンならイケると踏んで、近隣のパン屋さんに置いていないか散歩の度にチェックしていましたが、残念ながら見当たらず。

治療室のあるオシャレエリアにあったので、1回だけ試しに購入した際の素晴らしいもっちり感に打ち震えましたが、それ以来ご無沙汰。

「そんだら、自分で作ってみたらええだよ」 by 村人のみなさん

そんな村人のみなさんの声に乗り、米粉やイースト菌などを買い揃えました。(村人ってダレ?も無視)


Youtube先生の動画に従いまして「炊飯器で簡単に♪」を選択し準備を進めます。

米粉やイースト菌、塩、砂糖、ぬるま湯などの分量を量り、スタンバイOK!

米粉に調味料を入れてグリグリかき混ぜていきます。

均等に混ぜたと思うところでぬるま湯を投入。

急いで混ぜますが分量通りに関わらずダマダマで、動画のようなプレ液状化とは真逆の座標の丸い塊。

ここで多少ぬるま湯を足しても良かったのですが、「分量厳守主義」としてそのまま炊飯器内の発酵へ進みます。

「20~30分フタをしたまま寝かす」とあるため、念のため30分たっぷり寝かしました。

・・・んが、「あ!見つかっちゃった☆」位、様子が変わらず微動だに膨らみません。

これは追加の発酵を促してもダメと踏み、「フライパンで焼く」のレシピ仏恥義理(ブッチギリと読みましょう)に進みます。

フライパンに叩きつけて、カレーのナンのような気持ちで広げます。

ジワジワと片面ずつじっくりと焼きを入れていきます。

そして、この形状に仕上がりました。

パッと見、巨大ひび割れせんべい。
フランパンは27cm。
ピーンと張ったままお皿にドッスン!
バターちゃんとクリームちゃんも引き気味。
パンなんですよ!
密度の高さを激写。
これが骨密度だったら、とても安心。


カッチカチ。

プロレスの凶器にスタンバってもイケそうな固さ。

焼き立てならなんとかなるかも!っと、急いでバターを塗るもリアル焼け石に水。

焼け石にバター。
バターちゃんが知らんぷり。

奥歯でポリポリとしか齧れない強固なパンであり、油断して前歯で噛んだら内緒ですが歯が欠けました。(ナチュラル凶器)

冷めると強固具合が激増。

しかし、これは食べ物なのです。

捨てるなんてチョイスはありません。

そこで脳裏に浮かんだ素晴らしいお料理。

「せんべい汁」

恐らく、せいべい汁用のおせんべいよりもガッツがあります。

手で割ることも難儀な中、包丁の柄で鬼叩きするなどして破壊(調理中)。

野菜スープに投げ入れて、30分いつも通りに煮込んで行きました。

仕上がりは・・・?

このトロミ。
溶ける気はゼロ。
ここにきてもっちり。

歯に激しく粘着しましたが、前歯でも安心の柔らかさ。

欲しかった「もっちり」がここに生誕!!

米粉ですからおせんべい扱いでも問題なっそん。

むしろこれが正解だったのかもと、思えば思えなくもなく(迷子?)。

さらにひとつ問題があったとしたら、郵便物を計る計量器で分量を量ったことが敗因だったかしら?
なんて、テヘッ☆
(ほぼ目分量、確実にそれ)


今度はデジタル測りを購入し、挑もうと思います。

そんな思いを新たにしていたら、歯医者さんから定期健診のお知らせのハガキが届きました。

見透かすわね!!


(予約した? by 心の奥さん)


新たに挑んだ記録はこちら。


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