【読書感想文】FACTFULLNESS

2年前くらいから、自分のアウトプットを行う場として、社内SNS内に読書部を作って、みんなから少しずつ感想を送ってもらっている。
そこで紹介されていたのがこの本で、内容も気になっていた。

感想



データに基づく世界の見方というのがこの本の主題であったと思う。しかし、自分が認識する世界の見方がここまでデータとズレていることにまず驚かされた。
学びとなったことの、1点は自分の傲慢さを認識したこと。本の中でも語られているが、私たち裕福な生活レベルの中で生きている人は、そう出ない世界の人達が、まだ貧困にあえいで全く進歩していないと思っている。しかし、それは大きな間違いであった。
もう1点は自分の前にある情報を一度疑うことが必要だということ。世界の90%以上の人は世界の状況を正しく勘違いしている。それはニュースソースであるマスコミも同じような罠に陥っていることが多い。流れてくる情報が必ずしも正しくないということ。
TwitterなどのSNSで攻撃的な人をよく見るが、この本を読んで自分の傲慢さを認識できればもっと世界が優しくなりそうな気がした。
また、読了後、本書で紹介されているドルストリートでブルンジという$29/月で暮らす国の飲料水の映像を見た。中層の人は地域に綺麗な水場があるそうで、安全な水に見えました。
私たちと同じように暮らすことはできなくとも、明らかに世界は良い方向に向かっているというポジティブな気持ちになることができました。

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