私は気持ちの切り替えが下手だ。
気になることがあると、やるべきことが手につかない。
先日、身内の法要が終わりようやくひと段落。それまで毎週追い立てられているような心境で、やらなくてはいけない課題がまったく進まなかった。

どうしてこんなに書けなくなってしまうのか考えてみる。
心のベクトルが正反対だからかもしれない。
文章を書くときは、内側、実生活では外側を向いている。

私は普段、会社や親戚の前では精いっぱい社交的な振りをしているけれど、本当は人見知りで気にしいなところがある内向的な人間で。

社会でトラブルなく過ごすために、自分の中の社交性をかき集めて振り絞って陽気な振りをしている。

本当は知らない人の集まりなんて出たくないし、3人以上人が集まるところはいまだに苦手。

だから、どうしてもそうしなくてはいけないときにはスイッチをオンに切り替える。

知らない人と話したくない自分から、陽気で誰とでも仲良くできる自分に。

そうやって、明るく元気な自分で苦手な人付き合いをなんとか乗り切ってきた。外向きの自分を作って。

ただ、そうすると完全に意識が外側を向いてしまうので、今度は文章が書けなくなる。
この1ヶ月ちょっとの間、noteはかろうじて続けていたけれど、電子書籍用の原稿2万文字が書けなかった。

内面と向き合う作業ができない。
切り替えがうまくいかない。
一生懸命外側を向けた意識が内向きになると、人付き合いができない。
でも外を向いたままだと、外面ばかりの文章しか書けなくてまったく課題が進まない。

今やっと落ち着いて、徐々に内向きに変えている最中。
心は思い通りにいかないなあ。
課題の期限まで10日切ってるからなんとか仕上げたいんだけど。

あ〜スイッチのように簡単に切り替えができたらいいのに。なにを話してんだ、って感じかもしれない、ごめんなさいね。