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ラグビーで「ノーサイド」精神が残っているのは、日本だけ⁉︎

🏉ラグビーで「ノーサイド」精神が残るのは、日本だけ

ラグビーのW杯が開幕しました✨
4年前にも「ラグビーW杯」で教材を作成し
た時、面白いことがありました。

イギリスの新聞The Guardianで

「ノーサイドというラグビー用語は、日本だけで使われており、他の国では消えている」

という内容の記事を読み、興味深いな…と思って、Facebookのこの「英語ニュース掲示板」で紹介したところ、大反響があったのです。

私にはラガーマンの友人が3人います。
3人とも、「文武両道」という言葉がぴったりな、読書家のスポーツマンで素敵な人たちです。
(ラグビーは、オクスフォードやケンブリッジなどの一流大学の学生さんが心身を鍛えるためにやるスポーツだと、話には聞いていましたが…自分の友人達を見ていても「あぁ、なるほど…」と納得してしまいます✨)

学生時代にラグビーに打ち込んでいたという3人に、それぞれ別々にメールでインタビューを決行したところ…

「えぇ⁉️ノーサイドの言葉は、日本人にしか使われていないの⁉️」

と、3人とも驚いていました。
ラグビーをやっている日本人の彼らでさえ、それを知らなかったという事実に、私も驚きました。

一人のラガーマンからいただいた、素敵なメッセージを引用します😊✨✨

「僕はニュージーランドに留学していましたが、言われてみると、向こうでノーサイドという言葉は聞いた事がないかも知れません。
ただNZでは、試合後は必ず相手チーム全員と握手しながら、お互いのプレーを労い、各チームのクラブハウス内のバーで、after game functionで両チームと家族、関係者含めてパーティーしてましたね。
なので、ノーサイドの精神は言葉を使うか否か、表し方の違いはあれ、その精神は残っていると考えます。」

そして、リンクを貼ったこの2019年のガーディアンの記事には、このように書かれています。
⬇️
They are called Team No-Side, … it has fallen out of use in England, but has stuck in Japan, where it has grown into an idiom that means everyone should put aside their differences and get together to share a drink at the end of the game, the idea being that there’s “no side” for winners or losers.
(No-Sideという言葉はイングランドでは使われなくなったが、日本には残っており、「試合の後は、勝者と敗者の違いを脇に置いて、ドリンクを飲み交わそう」という意味を持つ表現として発展を遂げた。)

「日本でしか通じない和製英語は、恥ずかしい」と揶揄する記事も、たまにありますが、
このガーディアンの記事は、日本だけがノーサイドという言葉を残したことを称賛しています。

ラグビーを生み出した国の新聞が、ここまで書いてくれるのは、素敵なことだな…と思いました😊

今回のラグビーW杯でも、各国の選手たちの活躍を応援しています✨✨

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