#新規事業 が不調の時、社外に逃げて現実逃避する事業責任者の心理
新規事業開発はワクワクするしとてもエキサイティングです。
しかし、当たり前ですが、うまくいく時とうまくいかない時があります。
事業が何してもうまくいかない時、どのように自分の気持ちを処理していたか?という話で、ベテランの方のエピソードが私が通ってきた道とかなり近かったので、私のエピソードをお伝えしたいと思います。
ちなみに今回のタイトル画像は、最近の私の癒し、ライオンコーヒーのチョコレートマカダミア。最高に癒されます💕
事業が不調になると組織も不調に
事業がうまくいかない時は、事業数値も組織も雰囲気が悪くなるし、売上が上がること以外に事業も組織も良くなる方法はない・・・。でもどんな施策を打っても売上がなかなか増えない。。
という時期が何度もあり、私は逃げるように活動の範囲を外へ外へと移していました。。。
外で発信して心理的安全性を求めて満たされようとしていたけど、社内に戻ると事業もうまくいかず居場所がない。袋小路。
でも、止まったらもっと病むし、止まったらそれで終わりなことはわかっていたので、とにかく何か救いを求めて外に出ることで(ほぼ逃げでしたが)、新しい出会いや機会にも巡り合うことができて、救いの手をいくつも頂きました。
しかし、どんな小手先なことをしても、結局、事業の落ち込みと組織の落ち込みは事業の回復でしか癒やされない。
そんなことに何度も直面してきました。
社外での現実逃避のリアル
どんな現実逃避をしていたかというと、例えば、たくさんの出会いがあるカンファレンスに参加したり、コミュニティに入って情報収集しながら情報発信できるようにしたり、そういった動きが増えると登壇のお誘いも増えてくるので登壇や取材があることが社会の何かに貢献しているんだ、そして自分の価値を少しでも認められているとあえて思い込んで自己肯定感に繋げたり・・・。
当時は必死でしたのでそのような意識はありませんでしたが、発信が増えると外からの見え方は少しずつ良く見えるようになりますので、「相手にしてもらえる」機会や出会いも増え、実は中身は空っぽで事業も芳しくないのに、価値があるように思ってもらえることがあります。自虐ネタのようですが、リアルな話です。
そうやって背伸びをし続けて得た機会は、間違いなく自分にはプラスに働くことが多かったのですが、短期的には売上貢献は影響なく、外でばかり何やってるんだと思われていることも沢山あったと思います。
10年以上後に効いてくる関係性
今となっては、社外に逃げの動きをしていた10年以上前の関係から、今のお仕事につながったりすることも多くて、当時社内で閉じこもって潰れていなくて良かった。。。と心から思います。
当時、社外で何かを掴もうとしていた私に救いの手を差し伸べて頂いた社外の皆様には感謝してもしきれません。今になってまだ覚えていて下さったり、手を差し伸べて頂ける皆様にも感謝です。
何より、外に逃げてる最悪な私を見捨てずに、むしろ応援していてくれた社内の皆様にも心から感謝です。
現実逃避だっていい。動き続けることが生き残る唯一の手段だから。
最後に、今回の記事は主語が「事業責任者」ですが、同じようにして現実逃避している「社長」さんも多くいらっしゃると思います。むしろその数の方が圧倒的に多いと思います。
あー、今まさに現実逃避中。という方、そして昔の私にメッセージを送ります。
何をやってもうまくいかない。
挑戦してるんだから、そういうこともあるよね。
そんな時は、逃げてもいいんだよ。
一旦離れてリセットして、より良い方法を探しに出かけよう。
動き続ければ必ず光が見えるから。
絶対に止まらないこと。
動き続けることが、生き残る唯一の手段だから。
<椿奈緒子が代表をしているメンタリング株式会社では、社内新規事業をワクワクしながら伴走する「レンタルCOO」を行なっています。 公式ページはこちら>
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