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里親登録への道〜里親経験者の話を聞く〜

2020年12月のこと

児童相談所では里親になるための相談にのってくれないと知り、
ネットや本で調べる毎日でしたが、

ネットや本だけではなく、実際に話を聞いてくれる人、相談に乗ってくれる人に会いたいと思いました。

すると児童養護施設が近くにあり、その施設に里親相談窓口がありました。
しかし、土日は対応していないようでしたので、
更に調べると
長年、里親をされている方のHPを見つけて話を聞けないかと相談をしてみました。
するとすぐに連絡をくれて、会ってくれるというのです。

私たちの親ぐらいの年齢の方でした。

初めて、預かった里子とは現在、普通養子縁組をされているそうです。
戸籍の問題ってなんだろう?ってその時思いました。

簡単に言うと
普通養子縁組の場合は、実親との関係は続きます。
相続や借金の返済などに関わってくるんですかね?
そして、普通養子縁組は解消ができます。

特別養子縁組の場合は、完全に実親との縁を切ってしまうのです。
戸籍上も養子とはならず、私たちの子供となるのです。
なので、こちらは縁組を解消することは出来ません。

詳しく知りたい方は法務省のHPをご覧ください↓

特別養子縁組は、実親が子供と縁を切りたいと思っていなくては成立しないのです。
子供にとってはかわいそうなことです。

そんなかわいそうなことを望むことが違和感でしかありません。

結果、そういう子を救うということであればいいと思うのですよね。

そして、児童相談所の内情なども教えてくださったりして
実情を知ることになりました。

経験者に直接話を聞くのは、ネットで調べるだけでは感じ取れないものを得ることが出来たと思いました。

そして、私たちは児童相談所にて養育里親と養子縁組里親の登録をする方向になりました。



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