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里子マッチングの記録#5 ぬりえが本当に好きなんだなと感じた瞬間

2022年6月16日
ひとりで児童相談所へ行きました。

前回、
「次回は何で遊ぶ?」
と里親担当が聞き、色々聞くと
「塗りたい?」で頷きました。

児童相談所の職員が何をするか考えてくれる様でしたが
「わたしも考えます」
と言いました。
しかし、準備の余裕が全くありませんでした。

前日の夕方に、ケースワーカーから電話があり、準備の状況を聞かれました。
ケースワーカーは何もまだ準備していない様でした。
これはキチンと準備しなくてはと思い、インターネットを検索しました。すると懐かしい遊びが出てきたのです。
それは、ペーパードールの着せ替え遊びです。
昭和な遊びですかね?
今でも売ってる様なことがブログで見たのですが、近隣のお店には売っていませんでした。
ダウンロード出来るものを見つけ、これをプリントアウトして持参しました。

会うことがすんなり行き、持ってきたものを出すと、子供は積極的に塗ってくれました。迷うことなく、夢中で塗ってくれるのです!

ふた言ぐらい言葉を発してくれました。
なんと、わたしの塗っている様子もチラホラ見ていたりして気にしてくれます。
最後帰るときには、バイバイタッチしてくれました。
少しずつ表情も緩んできたように思います。


保護所に戻って心理士が感想を聞くと「楽しかった」と言ってくれたようです。
お喋りができる日が待ち遠しです。

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