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三拍子そろった「ワイスケドリッパー」の魅力とは

TSUBAME COFFEE× FD.incによる燕三条製オリジナルドリッパーである「ワイヤースケルトンドリッパー」(略して「ワイスケドリッパー」)は、ツバメコーヒー店主の「①デザイン性②使い勝手③長く使える」の三拍子そろっているドリッパーがほしい!ということが開発のきっかけとなっている。以下にそれをざっくりとまとめてみたい。


ガラスはもちろんのこと、磁器や陶器のサーバー(マグ)との相性がいいことも特徴のひとつ
  • シンプルな設計で、サーバーの雰囲気を選ばず、何にでもコーディネートできる

  • ステンレス素地ではなく、黒染めすることによって、やわらかな質感を持つ


ぽたぽたが見えて、ガラスサーバーでなくても、どこまでコーヒーができあがったかを目視で確認できることは、みんながスケールに乗せて抽出するわけじゃない以上、助かることが多い
  • 9本のワイヤーで、ペーパーフィルターがずれることなく、安心して使うことができる

  • ワイヤーのすきまからコーヒーがぽたぽた落ちているのが見えるので、湯を注ぎやすく、サーバーの内容量を把握しやすい

  • 軽量で扱いやすく、大きな面を持たないので洗うのも簡単

  • 取っ手はもちろんのこと、ワイヤーなので、どこでもひっかけることができる


*2 TIG 溶接:溶接部分に不活性ガスを充満させた状態で、タングステン電極から電気 を放電することで、溶接する方法。溶接スピードが遅く、不活性ガスは高価であるため コスト高となるいっぽう、空気が金属内に溶解してしまうことなく、気密性とともに強 度も高く、ひじょうに美しい表面で仕上げることが可能。
  • プラスチック製や陶器製のように、ヒビが入ったり、割れたりすることがなく、長く使い続けることができる

  • ワイヤー接合部はすべてスポット溶接ではなく、TIG 溶接*²による製造のため、丈夫で長く使うことができる



ぜったいにこれじゃないとおいしく淹れることができない機能性があるわけじゃないし、だれが見てもいちばんかっこいいと言えるようなデザイン性があるわけじゃないかもしれないけど、飽きることなく長く使えて、「これでじゅうぶんかもな…」と思える総合点を持っていることがワイスケドリッパーの特徴なんじゃないか(特徴がないことが特徴みたいな…)と思っている。

きっと「これじゃなきゃだめだ!」と思わせたほうが買いたい気持ちになるひとは多いのかもしれない。でもこれはそういうんじゃなくて、(リブがどうとか、スパイラルがどうとか、あたまでわかった気になることなしに初心者でもベテランの方でも直感的に)なんとなく買って、なんとなくわるくなくて、結果的になんとなく長くつかってる、そんなふうに言ってもらえる商品だと思っている。

9月6日(水)から9月8日(金)の三日間、東京は下北沢BONUSTRACKにて、「BETWEEN CRAFTS AND PRODUCTS 工芸と工業のあわいにあるもの 燕三条のものづくりが交差するPOP UP STORE」というイベントを開催します!正式発売を「燕三条 工場の祭典」の初日である10月26日(木)をまえにして、じっさい手に取って見ていただいたり、試しにツバメブレンドをドリップしてみることができる貴重な機会となりますので、ぜひ足をお運びください〜〜


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