今、日本ですごい10代といえば、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手だろう。すでに10代の時の松井秀喜さんのホームラン数を超え、清原和博さんの記録にも迫っている。

去年、村上選手と同い年の清宮幸太郎選手が一軍デビューをした時は、松井さんと比較されていた。やたら、松井さんの初ホームラン画像が流されるので、スワローズファンとしては複雑な気分だった。

清宮選手がデビューした直後のゴールデンウィーク。古田さんの番組では、松井さんの初ホームランの真相を野村監督が話していたけど。すごいタイムリーな話題で、面白かった。

村上選手、去年初打席でホームランを打ってスケールの大きさをアピールしたが、今年は、存在感をしっかり発揮している。

今年のスワローズは、延長10回に12点を入れたり、16連敗したりと話題に事欠かないが、村上選手が活躍して明るい話題を提供してくれるため、同じ最下位でも一昨年のような悲壮感はない。

守備についてはまだまだだが、山田哲人選手も2014年頃はへたくそといわれていた。だから経験を積んでうまくなってほしい。そして、20年後も活躍している息の長い選手になってくれたらと思っている。そうしたら、同じ背番号55だった松井さんのようなホームランバッターになれるはずだ。

村上選手が活躍する度に名前が挙げられる清原さん。子供の頃から応援していたので、しっかり立ち直って表舞台に復帰してほしい。すごい選手の1人なのだから。