内向き社員に、社外に興味を持たせる方法。

こんにちは。仕事旅行社の代表の田中翼です。最近多くの大手企業人事からのリクエストを受けて、弊社で「仕事旅行式!自律型キャリア研修」をスタートさせた経験から、自律型社員を育てるには何をすべきかの参考になるのではないかとこの記事を書いてみました。

●この記事を読んでもらいたい人●
・企業経営者
・人事担当者(人材育成)
・新規事業担当者

昨今「自律型社員」なんてキーワードが出てきて、社内外問わずに活躍の場を自ら切り拓く人材の育成が求められています。

企業としても副業の解禁や越境サービスを導入したりと自律型社員の育成を促しているようですがこんな嘆きの声が至る所から伝わってきています。

「実際誰も制度を使ってくれない。」
「ごく一部の優秀の独壇場になっている(実は彼らに教育は不要)。」

そこで私がおすすめしたいのは、社員が社外に興味関心を持つきっかけを作る「仕事旅行式!自律型キャリア研修です。

おすすめできる3つの理由

①普通の社員でも参加しやすい。

仕事旅行なんてネーミングだから一見遊びなのかな?とも思ってしまうほど研修っぽさがないこの研修。

実はそこが一番のポイントです。普段、お堅い研修はちょっと・・・という普通の社員にとっても、とっつき易くなっています。

いわゆる旅行に出かけるようにホームページから自ら行く場所を選び、日時を予約。あとは事務局からの指示に従って当日現地(職場)を訪問して、仕事を体験するというもの。

ほとんどの体験が1日完結のため、気軽に参加できるというのも大きなメリットです。

②いろんな仕事や職場を見せることができる。

体験先は西陣織の職人などの伝統工芸から、イメージコンサルタント、占い師などなど100を超えるラインナップから社員自身が好きな体験を選ぶことができます。

どれも気軽な越境学習なので、1カ所だけではなく、2カ所、3カ所と複数箇所を巡ることも可能です。

例えば、自分でテーマを設け、いろんな仕事に挑戦するもよし。モノづくりの現場から販売までのように、上流工程から下流工程を体験することで新たな発見も生まれます。

複数を巡り、比較することでができるのが、いわゆる他の越境学習(長期・1か所)とは全く違ったポイントです。

③研修パッケージが導入された。

それでも、そんなんで研修効果あるの!?って思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

実際外に興味を持たせるきっかけになっているのですが、確かにそういう声も多く聞こえてきます。

そこで最近密かに研修商品として新たにプログラムを開発しました。https://www.shigoto-ryokou.com/KENSHU/

通常の仕事旅行が、仕事を1日体験して終了なのに対して、こちらの研修では下記の3点が大きく異なります。

①事前研修
体験の動機付けと、体験する仕事の選ぶ基準を考えます。
②振り返り1on1
体験したことの振り返り、学んだことの定着化を図ります。
③事後研修
体験したことを、今後の仕事でどう活かしていくのか行動計画を作ります。

実際のプログラムの流れは下記のようなイメージで進んでいきます。

今回実施されるキャリア研修の大まかな流れ

どんなシーンで利用されているのか?

こちらのプログラムですが、実は既に大手優良企業からの利用実績が増えてきています。その利用シーンの一部をご紹介します。

①ミドルのエンジンを再燃焼させるために
フード系の輸入会社は、仕事に慣れて積極性を失いつつある中堅社員の再燃を狙って利用しています。仕事旅行の多くの旅先では、直接経営層や代表に話を聞いたり、仕事を教えてもらうことができます。まさに主体性で働く人たちと交流をすることで、仕事のスタンスについて改めて考えるきっかけとしています。

②若手・ミドルの仕事力を高めるために。
某大手のコンサルティング会社では、普段左脳を使って仕事ばかりしているために、どうしても偏った思考法になりがちでした。
そこであえて右脳を活性化させるような仕事を体験させ、より柔軟な発想力を磨くことを目的として利用してくれました。
ちなみに、その会社での一番人気の旅先はなんと「占い師」になる旅だというのが興味深いところです。

③シニア社員のセカンドキャリアに
某大手商社や電子機器メーカーでは、自社のシニア社員に対してセカンドキャリアを検討するきっかけとして導入しています。
これまでずっと同じ会社で勤め上げてきたシニア社員にとって、社外の情報や人脈はあまりないケースがほとんんどです。
結果、定年後は本当は違うことをしたいのに、消去法で雇用延長を続ける人が多くいるとのことでした。
そこで、仕事旅行を導入することでセカンドキャリアの新たな可能性を試したり、情報収集をする機会として利用してくださっています。

興味関心さえ生まれれば、後はどうにでもなる

効能について

最近ではイノベーションを起こし続けるためにとか、自分という物差しを持って変化の時代を乗り切るためになどで、外の世界と繋がり多様な経験を持つ「自律型社員」の重要性が認められてきています。

自律型社員育成のために、手を替え品を替え施策を取り入れても、従業員たちが反応してくれないとお困りの方は、ぜひ仕事旅行式!「自律型キャリア研修」を取り入れてみてください。

社員の社外に対する興味・関心スイッチさえ押すことができれば、あとは放っておいても、越境学習に出かけたり、副業を始めたりとアンテナ高く活躍するようになってくれるはずです。

お問い合わせは下記のページから

より詳細な資料などお送りします。お気軽にお問合せください。
https://www.shigoto-ryokou.com/KENSHU/

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