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剣と杖の物語

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過去二度の大戦を経て、互いに大戦の痛みを忘れぬように、和平条約を結び、平和が訪れた聖王国と魔王国。 魔王国に忍び寄る影によって平和な日常は一転し、それぞれの使命を果たし、再び平和… もっと読む
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記事一覧

第二十三話 いざ!真剣勝負姉妹対決

「では、はじめっ!」 ルーカスの声が響いた。 「ケイト、私も姉としての矜持がある、全てを…

翼猫
4年前
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第二十二話 卒業試験

元勇者と元魔王の家で過ごして2週間ほどがたっていた。 その間も毎日魔王国の動きを確認してい…

翼猫
4年前
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第二十一話 魔王国での捜索

「ええい!忌々しい、なぜ見つからんのだ!」 荒々しい声を上げているのは白色のローブを着た…

翼猫
4年前
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第二十話 スペシャル料理

「さあ!おまちどうさま、私の特製『鳥のからあげ』だ!」 ルーカスは、両手の料理をテーブル…

翼猫
4年前
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スペシャルコース

「おーい、そろそろ夕飯ができるぞー」 ルーカスが声を上げ、手を拭きながら表に出てきた。 …

翼猫
4年前
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お稽古とは?

「ま、まぁ、冗談はさておき、それでは、ユウキ殿はオリビア様とケイトと共に聖王都へお願いい…

翼猫
4年前
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次の行動

「えー、あんたのお父さん王様じゃなかったの?」 ミケは興味なさそうに言った。 「街に潜伏するために商人を装っているようです、おそらくこの後ろにいるのは父です」 ブレンダは、水晶球をじっと見ながら言った。 商人を装った魔王たち一行は街の中を荷車を押しながら進んでいた。 今は犬から、アチラコチラにいる動物たちに視点を切り替えながら行方を追っていた。 街の中で商いが盛んなところを抜けて人通りの少ない路地に来ると、その角を曲がったところで後を追うことができなくなった。 「どう

「はあ、はあ、はあ、報告をしろ!」 街の門から駐屯地に走って戻ってきた兵士が天幕に入るや…

翼猫
4年前
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魔王の行方

「うーむ、どうやら、魔王も騎士団長殿も未だ所在が不明のようだな」 ルーカスは目と目の間を…

翼猫
4年前
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魔王国

みなで水晶球を覗き込むと、建物の屋根が見えてきた。 「これは?」 ブレンダがマヤに聞く。 …

翼猫
4年前
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勇者の剣

「つまり、じいちゃんは神託を受けた勇者で、ばあちゃんはその勇者と戦った魔王だったってこと…

翼猫
4年前
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聖人と魔人

「まず、お話をさせて頂く前にお二人について確認をさせてください」 ブレンダは、ルーカスと…

翼猫
4年前
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襲撃?衝撃!

「あの剣は……」 「それより、聖人様のお宅はまだですか?」 オリビアが説明をしようとするの…

翼猫
4年前
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疑問の答え

窮地を救った少年は翼のある猫と勝手知ったる森の中をうしろからついてくる三人に話をしながらスタスタと歩みをすすめた。 「えーっと、まずは、殿とかってのは、やめてくれ、「ユウ」って呼んでほしい。そんな偉いもんじゃないからな。」 照れくさそうな笑顔でユウキはそういった。 「そうだなぁ、聖人ってのについてか。 うーん、この森に住んでいる人間は俺が知っている限り、じいちゃんとばあちゃんと俺だけだからなぁ…… うん、その聖人ってのは、たぶん、俺のじいさまかばあさまってことだな。」