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#05 地域おこし協力隊3年目がはじまりました

ご無沙汰しています。
書こう書こうと頭を巡らせ下書き保存ばかりが増えてしまっていました。

2023年10月、ついに3年目を迎えました。
あっという間に時間が過ぎて自分は成長できているのかなぁ、
何か残せているのかなぁ、と日々脳内はぐるぐる状態。

この機会に今思っていることを素直に書いてみようと思います。

紆余曲折がありましたが、無事に3年目を迎えられたことにまずは良かったなと思います。
活動をサポートしてくれる人、地域の人々、私は恵まれた環境にいて、その人たちのためにも3年間をやり切ることが自分なりの恩返しだとも思っています。

そんなたくさんの人に恵まれていると思う一方で、孤独を感じることも多いです。
私の住む横手市の地域おこし協力隊の1期生は私。
先輩隊員がいません。
そのため、県内の協力隊が集まる定期研修にはできるだけ出向き、人脈形成や自分にはなかったアイディアを聞き、外からの刺激を受けるようにしてきました。

研修にいくと様々な事例を聞くことができます。
どれも自分にはできないことばかりで輝いて見え、自分は何をしているんだろうと凹むこともありました。
退任後自分は何をしたいのか、答えを出さなきゃって。

でも、私は何をしたくて協力隊になったのか。
何をしに横手市に来たのか。
企業勤めではないし、何か大きなことを課せられているわけでもない。
何をするかは自分次第。
なんとなくだけど、自分が何をしているかを自ら開示する必要がある立場だと思っていたし、今でもすこーしだけ思っています。

私のミッションは『情報発信』。
実績として分かりやすいのは発信の数だと思います。
その数は379。

Facebook:76件
Instagram:245件
ラジオ出演:15件
note:15件
zine:3件
市報 協力隊通信:5件
市報 ミライヒーローズ:3件
横手市役所Facebookページ:6件
横手農産物ポータルサイト ブログ:6件
その他:2件

こうして数字で見ると、まあまあそれなり。
自分に興味をもってもらう、認識してもらう、そのためには発信してなんぼだと思って活動しています。
おかげでInstagramのフォロワー数が3年目を目前に、目標だった1000人を達成することができました。
また、様々な場面で露出できているおかげでか、知ってるよ!と声をかけてくれる方が増えてきたのを実感しています。
本当にありがとうございます。

そんなこんなであっという間に3年目を迎えています。

3年目を迎えた私が自己分析をすると、
協力隊として地元を選択した理由はおそらく
「それなりに好きだった地元をちゃんと好きになりたい」
ってことだと考察しています。

成果を残す、次のステージのための時間というよりは、30代を楽しむ前にまずは10代でやれなかったことを取り戻したかったのかもしれないなと。

昔からあれもやってみたい!これもやってみたい!と思うミーハーな私。
東京に住み、飛行機の仕事をして、世界一周の旅もして。
20代の自分の人生は最高だと今でも思うし、20代のときは30代を生きるのがものすごく楽しみでした。
ただ、欲張りな私は何かが足りないと感じていたんだと思います。

協力隊研修へ参加を続けていますが、夢に向かってまっしぐらな協力隊員と自分を比べると、なにかが違うと感じるんです。
そんなワケもはっきりしていて、協力隊になった目的が違うから。
みんなの話を聞く中で、あーしなきゃこーしなきゃ!協力隊として目指すのはここ!みたいな協力隊としての理想形を求めてしまっていました。

でも本当の私は、地元の生活を楽しみたい。
やりたいことを見つけ考える時間にしたい。
地元の人と笑う時間を増やしたい。
そんなシンプルなことをしたかったんだと2年が経過し、ようやく自分の気持ちに素直になり、その自分でいいということを肯定できるようになりました。

それは今の自分に満足していること、まわりの人のよさに恵まれていること、横手市をちゃんと好きになったからだと思います。

それでも協力隊として実績を残すことは必要で、大切なこと。
今の私にとって情報発信をすることはただの実績づくりではなく、ここに住む人たちと触れ合えたという証。

3年目も地域の人たちと関わり続けます。

あ、でも同じくらい自分が横手を楽しむことも忘れないように。

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