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5 第1の犬生 ①

2011年9月11日、ペットショップでリオンさんと出会って、ちょうど今日で12周年。時が経つのはとても早いなとつくづく思います。
最初のころは、初めてのわんちゃんということもあり、自宅に戻ると排泄物まみれになったリオンさんをどのように洗ったらよいのかも分からず、あたふたしたこともありました。
目の周辺に傷ができた時も、目薬がうまくさすことができず、ダメダメな飼い主である私を見かねて、まわりのわんちゃんに慣れている友人が代わりにしてくれたこともありました。今から考えると「お前、大丈夫か?」と心配になります。

当時、ガレージの一角で手ごねパンを販売していたパン屋さんにリオンさんと頻繁に通っていました。動物好きな方々がたくさんいて、とても可愛がってもらいました。あまりにも私が飼い主としてだらしないために、時に厳しくわんちゃんと暮らすことについて教えてもらいました。
そんなある時、こんな素敵なプレゼントをいただきました。

リオンさんの成長記録日記

これをこっそり作ってくださった方は、カメラのセミプロ。初めてリオンさんがパン屋さんを訪れた時のこと、そしてその半年後のことを、写真と言葉で綴ってくれています。

9月23日といえば、まだ私の家に来て10日あまりしか経っていません。この当時のリオンさんと、こんな写真でまた出会えるなんて、私は本当にしあわせな飼い主です。本当にありがたいなと、今更に感じています。

下の写真は、友人たちと熊本に旅行に行った時。とってもくつろいでくれていました。長陽駅という自然に囲まれた珍しい駅にも行って楽しみましたね。

お宿でぐっすり

日ごろのお散歩は、いろんな公園に行きました。それぞれの公園でお友達もたくさんできて、リオンさんにとっても、私にとっても、巡り合いに恵まれた季節でした。
リオンさんはお散歩が大好きなわんちゃん。今でこそ12歳になったので、自宅からお散歩に出かけるときは飛び出して行きますが、帰りにはお疲れのようで、とぼとぼと歩きます。
昔は、何時間でもお散歩をしていましたね。
「この子は、このまま元気に、20歳前後までピンピンしてるよね」
こんなことを真面目に考えていました。

今から思うと、リオンさんの体調面や老化について、あまりにも楽観的に考え過ぎていたと振り返ります。
わんちゃんはギリギリまで、体の痛みなど不調を耐えるというか隠します。そして、いよいよどうにもならなくなると「助けて!」という合図を出すのです。


当時毎日通っていたRECコーヒーのラテ

リオンさんが5歳になる前に、引っ越しをしました。近所なんですが、少し広めの部屋でリオンさんにくつろいでもらいたかったからです。新しい住居に住み始めて、2ヶ月ほど過ぎたある日、状況は一転します。エアコンを初めて使い始めた数日後、突然リオンさんが咳き込み出したのです。私にとっても初めてのことで、しかも夜中に突如発作のように始まったために、どうして良いか分からず戸惑いました。
翌日、かかりつけの病院に行くも気管虚脱だと診断。その後、別の医療機器が整った病院で診てもらうと気管虚脱ではないが、咳の原因は不明とのこと。数日、病院で入院し、ネブライザーを使って呼吸を落ち着かせていきました。この時はすでにわんちゃん保険に加入していたので、私は3割負担で済みました。体調不良はいきなり起きることなので、金銭面での支えは本当に必要だなと感じました。
その後も、この症状は年に2〜3回ほど起きました。そのきっかけは様々で、サロンパスを私が手に貼ってしばらくすると、咳き込み出すということもありました。しかし、毎回、原因不明。すっきりしない時期でした。

その後のことは次回以降に順次書いていきますが、ただこの咳の症状自体は、今現在まったくありません。薬膳のドッグフードに切り替えてからすべてがガラリと変わりました。このことはこの先、基礎中医学を交えながらご紹介します。
それでは、また。

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