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売りたいものは売るな?

みなさん、こんばんわ!ほんねふぁくとりーつっちーです。
本日は商売について独断と偏見で書き留めていきます。

「売りたいものは売るな」 どっかで聞いてその受け売りですが、
これは真理だと深く納得したことを覚えています。
現代社会において、商品やサービスの差別化はもはや到底無理になっています。例えば、全国の美容室の数はコンビニの4.5倍ともいわれております。
その中でどう差別化していけば、勝ち残れるんでしょうか?
さて美容師さんのサービスはカット技術などを提供しているわけですが、果たして本当にそうでしょうか?お客様は素人で美容師さんのカット技術を果たしてどれくらい分かるのでしょうか?そう考えると、美容師さんはカット技術を磨くことも大事ですが、それだけではおそらくダメなんです。

我々が美容室に行くときに何を基準に決めているのか、カット技術が優れているからという理由が一番の人は実際相当マイノリティ(少数派)です。もっと他の理由があるはずです。わたしが数年通っている美容室の担当者を支持する理由はカット技術ではなく、単純に家族でも友人でもない、全く別のカテゴリーとして会話する事に楽しみを持っているからです。スターバックスはコーヒー屋さんではなく空間屋さんです。だって、スタバのコーヒーとマックのコーヒーの価格の差は歴然、でもなぜ、スタバに行くのか?本当にコーヒーがおいしいからですか?って話です。原宿のパンケーキは食べるものですか?違います。撮るものです。映える見た目が重要なんです。売るのは味じゃないんです、インスタに映える見た目を売るんです。
だから「売りたいものは売るな」になるわけです。

売りたいものを売ろうとすると差別化が必要ですが、これだけ商品もサービスも充実した時代ではもはや無理なわけです。だから何を売るかではなく、どこで(where)売るかとか、誰に(whom)売るかといった発想が重要になってくるわけです。

まとめます。ビジネスにおいて不の改善は十分条件であり、必要条件にもなりえる時代です。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました◎


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