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自分の店の前に「通り名」が付いていない!~京都ならではの不便さ~

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

京都で生活するうえで必ず使うようになるのが「通り名」
まちが碁盤の目になっている京都では、縦横それぞれの通りに名前が付けられていることが多く、地名や駅名にも当たり前のように使われています。

例えば
堀川通と丸太町通が交わる交差点は「堀川丸太町」
烏丸通と御池通が交わる場所にある駅は「烏丸御池」
でも、西大路通りと丸太町通が交わる交差点は「西大路丸太町」ではなく、なぜか「円町」となるように例外も有り

場所を説明するときも町名ではなく、「丸太町通を右に曲がって~」とか、「あのお店千本通より西やったっけ?」という感じで、すっかり日常生活に定着しています。

逆に、京都在住歴が長くても町名ではぴんとこない方も結構いるようです。

とっても便利な通り名なんですが、これにまつわる小話が一つ。
僕のお店「Laughter NISHIJIN」も通りに面した路面店なんですが、この通りにはなんと「通り名」が付いていないのです!

南北とも行き止まりの300mほどしかない通りということもあり、名前が付けられなかったのでしょうか…

お客さんから「ここは何通りですか?」と聞かれても、「ここ通り名が無いんです…」と答えるしかありません。
お店の場所を教えたいときはもっと大変!通り名がないので、近くの通り名を出して、その一本西ですという説明をするしかありません。

ちなみに、近くの通りというのが「浄福寺通」という名前でして。
浄福寺通りの名前を出せばそこそこ伝わるのでまだ助かっています。

しかし、これだけ生活に密着している通り名が自分のお店の前には無いというのはちょっと寂しいものです。

いっそのこと、「ネーミングライツ通り名」なんて導入するのはどうでしょうか?(笑)

※ネーミングライツとは、スポーツ施設や文化ホールなどの施設の名称に、スポンサー企業の社名や商品ブランド名を付与する権利のこと
ナゴヤドーム→バンテリンドームナゴヤ
千葉マリンスタジアム→zozoマリンスタジアム 
など。

もし通り名にネーミングライツがあったら間違いなく「ラフター通」にしたいですね(笑)
でも、その前に通り名で説明しなくてもお店の場所が分かってもらえるくらい地域の顔になることを目標としたいと思います!

皆さん、京都にお越しの際はぜひ京都市上京区寺之内通ラフター上がるの「Laughter NISHIJIN」へ!

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