みなさん、こんにちは。
TSUGIKI design オオタアイリです。

突然ですが　みなさんは日常で「浄化」ってされてますか？

空間の浄化をお手伝いさせていただきました。

よく私の note で出てくるライティングモンスターの師匠に
毎週水曜日会いにいかせていただいているんですが
師匠が住む町のあるコミュニティでは　移住食をとても大切にされているんです。

昨日も水曜日だったので　伺ってきたのですが
ある施設の閉め作業をお手伝いさせていただくことになりました。

まずは　線香を炊いて　空間の浄化。
そのままお祈り。
この時間を過ごすことで　自分を整えたような気がしました。

早速お掃除の始まり。基本的に　上から下　奥から手前へ。
邪気を外に逃す流れを考えて掃除をします。

ゴシゴシ擦るのではなく　空間が気持ちいいと感じるように優しく
邪念を捨て　空間と向き合い
次に使う人が気持ちよく使えるように祈って掃除をします。

これがなかなか難しい。
「教えていただいたことを　間違えないようにしなきゃ。」とか
「次はこれをやって…。」とか
気づけば余計なことを考えてしまっていかんいかん、とまた感覚を研ぎ澄ます。

そんな時間でした。

でも　これって特別なことではなくて
日本人が昔から大事にしてきた一連の流れと似てるんですよね。

私は今　花道と茶道のお稽古に通っているのですが
これが　昨日体験した　「空間を清める」ことと重なるんですよね。

茶道の教え

茶道のお手前と昨日させていただいたお掃除には
すごく共通するところがたくさんあるんです。

茶道では　まず　お手前が始まる前に　「いまえなおす」という動作が入ります。
「いまえ直し」は　着物を整えて　落ち着いて　一息つく　ということです。
一度止まって　「今からお手前始めるよ」　と空気の流れを変えるのです。

道具ひとつひとつとても大事にするので
長い爪はもちろん　時計も指輪も禁止です。
畳に引きずることも　道具同士をぶつけることも　避けなければいけません。

お茶を立てる前やお道具の拝見の前に
服紗をさばいて　お道具を拭く動作があるんですが

このことを「清める」っていうんですよね。

お茶を点てる時に　余計なことは考えてはいけません。

禅語に　「無念無想(むねんむそう)」　という言葉があるように

一切の邪念から離れ　無我の境地に到達した状態の時に
最高のお茶を点てることができる
というのが　茶道の教えです。

茶道のお稽古を始めて　まだ１年しか経っていないので
まだまだ　その境地には程遠いですが
基本の型は　頭で考えなくても　身体が覚えてくるんですよね。
これを極めて　ただただ　自分とお茶と空間と対話をする。

よく考えたら　座禅を組むのも　近しいところがありますよね。

ずっと日本人が大事にしてきた
「無を楽しむ」ということが　少しずつ失われてきているな…
だからこそ　感謝してこういうこと続けていきたいな…

と思っていた　帰り道。
ライティングモンスターのマインドアップ会が行われました。

そこで　まさかの　「浄化」についての話が出てきたのです。

私たちの体には　毒素が溢れている。

日々　電磁波に包まれて生活している私たちは
体の中に毒素が流れています。
そのせいで　どんどん感覚が鈍くなってしまう。

話している相手の言葉のもっと奥深くに潜んでいる想いとか
直感で感じる空気感を感じることができなくなってしまうんです。

だからこそ　私たちは　自然を求めて森林浴をしたくなる。
サウナとかもそうかな？
知らず知らずのうちに浄化を求めていたのかもしれませんね。

時にはアーシングをしたり　鼻うがいをしたり。
そうやって身体を浄化して　感覚を研ぎ澄まして日々過ごすと
相手が本当に求めていることや　奥底の想いが　わかるようになる。

そんなお話をしていただきました。

今日の体験と掛け合わせて　今の私に足りていないものを
突きつけられたような気持ちでした。
ほんと　不思議ですよね。
波が来るって　こういうことなんでしょうね。

「頑張っている誰か」に入り込んでお手伝いをすることが
TSUGIKI design である私の働き方。

誰かを支える立場にある私は　誰かのことを深く理解した上で
いろんなことを提案できるようになっておきたいと思いました。

そうなるためにも　日々身体を浄化させ
感覚を研ぎ澄ましておかないといけないことに気づかされました。

まずは　今自分ができることから　少しずつ。

今日も　大きい学びに感謝です。　

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