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名探偵左京Season2*第25話「師弟競演」

■あらすじ
長野・善光寺に住まう左京の恩師で、犯罪学の権威でもある吾郷正之助名誉教授(橋爪功)。左京は自身が担当する番組の犯罪解説を吾郷に依頼。

吾郷が今回出演するのは、報道番組「TheSEVEN,NINE」の特集コーナーだ。先日起こった猟奇連続殺人の犯人像解説者として出演する。

番組プロデューサーの内藤すず(浅見れいな)と左京、世田谷警部(橋本じゅん)は事前打ち合わせのため、長野県の吾郷邸を訪れる。早速、吾郷に犯人像についてヒアリングを開始するふたり。しかし、左京は吾郷の話を聞けば聞くほど納得できなくなってしまった…。

《猟奇連続殺人の全容》
■1週間で3件の事件が発生。
▼1件目は、暴行された後、焼死

→被害者は男子大学生。コンパの帰りに路上で暴行後、ガソリンオイルをかけられ、焼死。

▼2件目は、ナイフで刺された後、車で轢死
→被害者は経営コンサルタントの男性。明け方、ジョギング中にナイフで刺され、その後車に轢かれ、死亡。

▼3件目は、銃撃された後、溺死
→被害者は書店員の女性。勤務を終え、帰宅中に銃撃された後、川で溺死。

《吾郷名誉教授が思い描く犯人像》
3件の共通点は、猟奇的であること。世間に自分の存在感をアピールするため、目立つ殺し方を選んでいる。承認欲求が強い人物が犯人。

《左京が思い描く犯人像》
今はまだ3件の共通点は見つけられていないが、必ず1本の線で繋がるはず。それが犯人。犯人はわざと狂気性を出しているように感じる。

まったく食い違う吾郷と左京の犯人像。左京は吾郷を非難し、真っ向対立してしまう。番組の生放送まであと2日。すずは、なんとか吾郷教授に無事出演してもらうため、ヒアリングを続けようとするが、続行不可能な状態になり困り果てる…。なんとか番組を成立させるため、吾郷教授と左京を共演さえて推理バトルをさせるという奇策を思いつく。すすから出演を請われ、左京は渋々了承した。

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生放送まであと1日。左京は捜査資料を警部から借り、単独で捜査を開始する。しかし、被害者の共通点は見いだせないまま…。仲違いしている吾郷と事件についてともに推理をしたい左京だったが、吾郷の紋切り型な意見に腹を立てていたためどうしても吾郷を訪ねられない…。左京は仕方なく「DADA」を訪ね、マスター(光石研)に壁打ちを始める。

被害者は、全員都内在住…。
年齢も仕事もバラバラ…。
3人に交友関係もない…。
頭を抱える左京を見かねたマスターは、話題を変えようと、マンションの自治会員に選ばれて困っているという話をし始める。「抽選で選ばれたのよ、自治会員に。やりたくないけど、仕方がないよね。引き受けるしかないからね」それを聞いた左京は突然、「マスター!お手柄です!それです、被害者の共通点は!やりたくないけど仕方がない。選ばれたから!!」と言い放ち、店を出ていった。

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生放送まであと1日。上京していた吾郷教授を訪ねた左京は、仲違いしていたことも忘れ、被害者の共通点を吾郷に伝えた。

被害者の共通点とは?
そして、左京は吾郷と共に生放送に挑み、見事事件を解決できるのか?
仲違いした師弟がタッグを組み、猟奇連続殺人事件に挑む!

■ゲスト
吾郷正之助…橋爪功(★)
岡田遊…顔田顔彦
内藤すず…浅見れいな(★)

ゲスト:橋爪功、顔田顔彦、浅見れいな

■妄想放送日
2024年3月23日(土)23時〜
※通算第43話

■事件の真相と顛末
▼被害者は、以前世間を騒がせたアポ電強盗事件の裁判で裁判員を勤めた人々だった。
▼そして、犯人はアポ電強盗の被害者だった老人の息子・岡田遊(顔田顔彦)。裁判員が被害現場を見学した際、裁判員が息子の脱税を見破り、それを機に会社が倒産。恨みに思った息子は裁判員を突き止め、犯行に及んだ。


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