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染色作家はじめてのZINEづくり。『たのしい染めもの手帖』ができました!

イラストレーターとして絵を描くなかで、「表現力をつけたい」、そして「ものづくりのできる作家になりたい」という思いから学びはじめた染織。

人の生活や歴史と深く結びついた染織は、まだまだ探求し尽くせない、広くて魅力的な分野です。

その中で、絵を描くように自由に表現ができる日本の伝統技法、「筒描き染め」(つつがきぞめ)という技法に魅せられて、制作をつづけています。

筒描き染めは、手描きならではのおおらかで自由なデザインが魅力。 

その絵柄をたくさんの方に、親しみを持って眺めてもらえるZINEができないか、そんな思いで「たのしい染めもの手帖」をつくりました。

手ぬぐいやのれん、壁かけなど、実用的な品々を作るなかで感じたこと、生まれたアイデアや図案を掲載しています。

染めものがはじめての方には、「こんな染めものがあるのか~」と出逢いの一冊に。
作家さんには、さまざまな絵柄や色の組み合わせが、デザインのアイディアとして、お役立ていただける一冊になれば嬉しいです。 

長崎県 壱岐島にて
刷毛で染めるようす
和紙染めの作品
秋の手ぬぐい


「たのしい染めもの手帖」

発行日:2023年12月23日
著者:辻本きく
サイズ:A5スクエア(148mm×148mm) 
全32ページ 

【発送について】
ご購入後、2〜3日以内に東京都よりスマートレターで発送いたします。
(送料別途180円)

(編集後記)
今回は<しまうまプリント>の<しまうま出版>という商品で、染めもののZINEが実現しました!染めものの柄をきれいに、すっきりと明るく見せてくれる一冊になって、満足しています。 
しまうまプリント、とてもおすすめです。

https://publish.n-pri.jp/

タイトル背景の生成り色の布は、手持ちのコットン布をコピーしました。ほどよい布のしわや、手づくり感が気に入っています。
 
ZINEの旅ははじまったばかり。
いろんな紙素材やサイズで自由につくれるようになりたいな、と夢をふくらませています。

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