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可愛すぎる動物刺繍のご紹介!

皆さんこんにちはカワシマですー

今回の投稿はですね、タイトルでお分かりのとおり非常に可愛らしい内容となっております。

動物刺繍のバリエーションをご紹介しようと思うんですが・・・中にはキャラクターの刺繍でも使えるような打ち方もあったりするので、動物っていうジャンルに縛られずに見ていただけたら良いと思います!

では順番に見ていきましょう!

〇ザ・動物刺繍 犬

茶色と白色の3色を使った犬の刺繍ですね。生地が白色なので、犬をはっきりさせるために茶色で輪郭を走ってますけど、輪郭が無くたってもちろん大丈夫です。
カワシマの刺繍機は12色まで使えるので、もっと色数を増やしてリアルな毛並みの雰囲気を出しても良いんですけど、色数が増えればコストも上がりますし、毛並みを忠実に再現しようとするとたくさん糸を使うことになるので刺繍面も硬くなっちゃいます。
ワンポイントで、かつ2~3色であれば手を出しやすい単価になるのではないかと思います。

〇シロクマ

 

お次はガラッと雰囲気変わってシロクマちゃんの登場です。
先程の犬とは違ってキャラクター寄りのデザインで、刺繍の打ち方もかなり独特です。糸を何回も往復させることで1つの束みたいなのを作って、それを増やしてシロクマを形どっています。犬のときみたいな打ち方で少しリアル寄りにすることももちろんできるんですけど、インパクト重視でこういう手段もアリですね、というご紹介です。
注意したいのは、この打ち方は1か所に集中して打つところがあるので、伸縮性が高すぎる生地だったり、逆にサテン地などの一切伸びない、薄い生地だとシワが入ってしまうことがあります。

〇リス

リス2匹。こちらはシロクマの打ち方と同じで、糸の密集具合を減らしたバージョンです。決して手抜きというわけではありません。足の部分を見て下さい。体と同じ打ち方しちゃうとリス自体がぼやけるので、足はちゃんとサテンぶりで作ってますでしょ?これがあるかないかだけでクオリティ自体に差がでます。これの良いところは、刺繍の密度が粗いので刺繍面が硬くなりにくいこと。動物やキャラクターの刺繍はベタの面積が多くなりがちですけど、こういった感じでベタの部分の密度を減らしてやれば衣類に馴染む柔らかさを保つことが可能になります。

〇犬の刺繍 キャラ風

お次はこちらの犬。1個目の犬とは違ってキャラ風味が濃い刺繍ですね。打ち方は非常にシンプル!ベースのタタミ刺繍の周りをサテン振りで回ってます。細かな表現には向いていない部分がありますけど、こういったシンプルなデザインはこの手法を取ることが非常に多いです。刺繍って聞いて一番イメージしやすいのがこのタイプなのかなと思います。

〇馬


お次はこちらの馬車です。
今までと違って、ベタの部分はほとんどありません。
陰影を使った表現なので黒1色の刺繍がとても映えてますね~。
これだけいろんなところに影があってごちゃごちゃしてますけど、刺繍はなんと一筆書きなんですね!一回も糸を切らずに刺繍されてます。裏面のほつれ止めが1か所しかないということは洗濯の繰り返しなどでほつれてくる可能性が極端に減るということなんですね!分かる人には分かる感動です。

〇埋め縫いクマ


最後はこちらのクマちゃん。輪郭なし、すべてサテン振りとタタミの埋め縫いで構成されている刺繍です。ラルフローレンスタイルですね。
埋め縫いとは言っても、全部同じ方向で刺繍をしてしまうとべた~っとした刺繍になってしまうので、このように刺繍の方向を変えて同じ縫い方をすれば、頭や手、足などパーツごとに分けて表現することができます。最近はワンポイントのロゴを生地同色で刺繍するのがめちゃめちゃ流行っていますけど、このクマちゃんのように動物の刺繍をワンポイント、同色で刺繍してもさりげないアクセントになりますよね!

いかがでしたでしょうか?
今回は動物刺繍という名目で紹介しましたけど、これが昆虫でもキャラクターでも同じことが言える内容になっています。
犬1つとっても、打ち方次第でいろいろな見せ方が可能ですので、刺繍の表現で悩んでいる方はぜひご相談いただければと、思うので、す、が・・・。
表現方法で相談する際は、自分のイメージするものの参考写真を用意しておくと良いでしょう。写真などの用意が難しければ、手書きなど、自分でイメージを書くのも全然アリです。
(画力によって伝わりにくい可能性は置いておいて・・・苦笑)

今回の投稿のYoutube動画はこちら↓↓↓
【刺繍】動物刺繍って可愛すぎん?7種類の手法をご紹介!
     ↓↓↓
https://youtu.be/NtupGOcOIXQ

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