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風俗行ったらビジネス学んだ

初めましてで自己紹介をするのも
ありきたりなnoteユーザーと思われるんだろうなと
米粒程のプライドを捨てきれず
引きの無いタイトルと、ぞんざいな書き出しを
オープニングアクトとさせて頂きます。

どうもM-1グランプリ 2020年度、実質5081位
認知度ゼロ、社会人芸人の「おうた」です。

と…誰も興味の無い自己紹介はそこそこにして
タイトルの「風俗行ったらビジネス学んだ」の
本文に移りたいと思います。

工業高校出身の私は
在学中の3年間、彼女はおろか
クラスメイトに女子生徒すら居なかったので
溢れんばかりの性欲により
伏魔殿で育った悪魔と化してしまった。

高校卒業後
初任給の使い方として世のセオリーである
"初任給で親にプレゼント"を完全無視し
はち切れんばかりの期待と股間を膨らませ
人生初の風俗である
名古屋のイメージヘルスに行った。
当時の事を振り返ると
そのベクトルは
部屋に篭り、時限爆弾を製造する
鬱積したボマーの思考に近かったのかも知れない。

小さなガラケー片手に
散々ぱら予行演習をしたにも関わらず
私のデビュー戦は1ラウンド3分を待たずして倒れ
残ったプレイタイムは
天井の派手な電飾を仰ぐだけで
分かりやすく敗北を喫した。
当時、2011年の未曾有の大災害と共に
今でも深く刻まれている。

それからの私はと言えば
仕事終わりの風俗通いが甲斐性となり
美容室感覚で予約の電話を入れ
気が付けば当時の名古屋にある
正規の店舗型風俗店を網羅してしまったのである。

世に言う"独身限界男子"


風俗店の禁止事項に本番行為があり
ケツの青い私はどうしても本番がしたかった。
高卒の無い頭をフル回転させ
店のホームページの嬢の日記を読み
趣味趣向をおさえ、プレゼントを渡して
気に入られたら可能性はあると踏んだ。

ターゲットの嬢は週2のペースで
海外サッカーの試合の感想を日記に綴っていた。
「これだ!」と思い、
ネットでその子の好きなインテルに所属していた
フォルラン選手のユニフォームを拵えた。
(あの日から約10年経った今考えると珍しい嬢だと思う)

紳士が愛する者に薔薇を贈る心情に
似ていたかも知れない。
渡したユニフォームに興奮したHカップの嬢は
即座に袖を通した。
「お返しに」と有り難くご褒美を貰ったのは
言うまでもない。

風俗で得たgiverとtakerの精神

悪びれもせず
恥ずかしさも無く
欲に実直に向き合い
性交渉をする
決して正攻法ではないのに


「お前の風俗体験記なんて興味無いわ」
「アダム・グラントを愚弄するな」と思った方は
きっと本質を理解できていない。






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