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政治(産業・経済)講座v391「メタンハイドレートで日本は貧乏国から資源大国へ」

日本の領海には無尽蔵の海底資源が眠っている。採算性から着手しなかった資源を開発するべき時期の到来である。海外からの原油輸入資金も高騰し出しているので、割高であるが先行投資による採算は見合う状態にある。逆に輸出産業になり得るのである。今回はメタンハイドレートに関する報道記事から論づる。
          皇紀2682年10月1日
          さいたま市桜区
          政治研究者 田村 司

はじめに

中国の探索船・調査船については以前ブログに掲載した。
政治講座ⅴ283「世界の海を荒らす支那の浚渫(しゅんせつ)船。そして、世界中の海の資源を狙って調査船は活動中」|tsukasa_tamura|note

政治講座v185「竹島占拠し、第7鉱区の資源(海底資源)まで狙う浅ましさ」|tsukasa_tamura|note

政治講座v226「日韓の石油利権の争いとロシア石油の英米石油利権。日本も石油・鉱物資源大国の仲間入り」|tsukasa_tamura|note


「燃える氷」産出へまた一歩 上越沖で掘削調査

朝日新聞社 2022/09/25 10:45

© 朝日新聞社 上越沖での調査を前に直江津港に停泊する
「ちきゅう」=2022年9月16日、新潟県上越市、北沢祐生撮影


 新潟県の上越沖で海底資源「メタンハイドレート」の掘削調査が進められている。上越沖は埋蔵量が多いと有望視されており、調査を通じて地盤の強度などの状況を把握し、回収のための技術開発に生かしたい考え。産出に向け、また一歩前進しそうだ。

 メタンハイドレートは、メタンと水が結びついて結晶化したもので、シャーベット状で海底に存在火をつけると燃焼することから、「燃える氷」とも呼ばれる分解してメタンガスを取り出し、燃料として利用できると期待されている。

 調査を担うのは、経済産業省の委託を受けた国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研、茨城県つくば市)。26日まで10日間かけ、地球深部探査船「ちきゅう」(全長210メートル)で、上越市の直江津港から40~50キロほど沖合の2カ所の海域(水深約900~1千メートル)で作業している。

 産総研によると、上越沖をはじめ日本海側に多いのは、海底の表面に固まった「表層型」といい、13年度からの3年間の調査により日本海周辺で約1700カ所が確認された。そのうち今回の調査対象である上越沖の「海鷹海脚」と呼ばれる海域には、6億立方メートルのガスが埋蔵していると推定されるという。

 プロジェクトの天満則夫・総括研究主幹は「上越沖はデータがそろっている場所」とし、19年度に始まった現在の調査で「回収・生産を見据え、どういった技術でガスが取れるかを整備している」。ロシアのウクライナ侵攻などで世界的に資源問題に注目が集まるなか、「将来的な国産エネルギーの開発に貢献できるようにしたい」と意気込む。海洋環境が専門の鈴村昌弘・上級主任研究員は「保全と開発が両輪で進められるように取り組む」と話す。(北沢祐生)

My opinion

地球上のあらゆるものが資源である。人間の英知で有効活用が出来るかが重要な要素である。石油資源も石炭も人間が有効活用しなければ、ただの泥水、ただの植物の固まった石でしかない。メタンハイドレートも有効活用できる重要性に気が付かなければやはりただの泥水である。どんとはれ!

参考文献・参考資料

「燃える氷」産出へまた一歩 上越沖で掘削調査 (msn.com)

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