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空き家リノベ:1日目「セキュリティは大事ですよという話」

一日目ということで、今回は短い記事を。

秘密基地を作る!!と意気込んで空き家と土地を(タダで)取得したぼくですが、不要な家財&ゴミだらけのぼろ屋敷を前に何から始めればいいのかわからず、ただ茫然とたちつくしている状況です。

何を隠そうリノベなんて一度もやったことがありませんから。最近DIYで作ったものといえば、ガンプラぐらい。百式とズゴック。

しかも三年前。

しかも塗装なし、ヤスリがけなし、パーツを切って組み立てるだけの従来型のプラモデルづくりで満足しているという、そんなリノベ以前に日用大工さえほとんどやったことないという温室育ちの僕ですが、本日初めてとある武器を手にしました。

それがこちら


電動ドライバー!たまたま実家にあったのでかっぱらって来ましたが、定価はAmazonで3370円。今回のDIY空き家リノベでは家一軒をリノベするのに、どのくらいの資金と時間が必要かというところも検証していきたいので、逐一使ったもの、買ったものの値段も公表していきますが、ぼくがこの試みで掲げているモットー

他給自足
(他人からいただいたもの、借りたものをフル活用する)

自給他足
(自分が作ったものを誰かのために使う)

は、大いに意識していきたいと思っていますので、これからもバンバン人様のものを利用していきたいと思います。

あ、言い忘れてましたが、ぼくと同じように空き家リノベを始める方は、電動ドライバーは電源式のやつではなく、電池式のやつにした方がいいですよ。電源式のやつを買って「あ、電気通してなかった」というのはありがちなパターンです。

という僕もやっちゃいましたから(笑)。あ、やべって。

でも助かったのは、この家5,6年も人が住んでいなかったにも関わらず、電気も水も通っていたんですね。で、玄関のところに大量の請求書が落ちてたんですけど、持ち主に問い合わせてみたところ、電気代、水道代払い続けているとか(かなりもったいない!ぼくにとっては都合いいですけど…)。しかもブレーカーあげっぱなしになってましたしね。

でもこういう空き家って意外と多いんじゃないでしょうか。毎月1500円ずつなら口座から引かれても気づかないとか、手続きが面倒だからそのままにしてるとか。そういうことも含めて、早く手放したいと考えている地主さんもいらっしゃるんじゃなかろうかと。0日目でも言いましたが、こういう方を探し当てることができたら、かなり安く空き家を手に入れられるんじゃないでしょうか。


で、話を戻して今回この武器を持って、ぼくが何をしたのかというと、

空き家に鍵をつける、です。

これも長く人が住んでいない空き家にありがちなことだと思うんですが、放置されている空き家は鍵がないところが多くあります。このぼろ屋敷もぼくがもらう前はしょっちゅう近所の子供が勝手に入っていたらしいのですが、取られて困るようなものはないので、ぼくも今日までは放置していました。

が、これから本腰入れてリノベをやるということで、鍵をつけることを決意。さっそく掛金(これ「カケガネ」って言うんですね)と南京錠を買ってまいりました。

750円なり。

いやー電動ドライバーがあれば、こんな鉄製の扉でも簡単にねじをつけることができるんですねー!


と言いたいところですが、ここまでつけるのに結構苦労しました。なんて言ったってねじが入らない!!しかもドライバーを最大出力で回すのちょっと怖い!!ぎゅいーーーんからきゅいーーーんになって、きぃーーーー!!ってなって、

なんかの拍子にどうにかなったら、なんやかんやで怪我しそう

ってのがぼくの電動ドライバー初体験の感想です。

なんでねじ入んないんだよぉ!と格闘すること5分ちょっと、ここでぼくは新しい武器を手に入れるわけです。それがこちら

穴をほがす、もとい、穴をあけるやつ。こいつまじ優秀。どんな固い鉄板の扉だって穴をあけてくれます。これでねじ先端の最初の螺旋が入るくらいの穴をあけると、一発でねじが入ります。こうやって使うものだったんですね。

ということで完成。南京錠のダイヤルは10ケタ×4=10の4乗=1000通り。全通りやろうとすると1通り1秒として1000秒=16分。結構ザルセキュリティー。

実はこの空き家はぼく一人で管理していくのではなく、当面は5人で管理する予定で、5人分の鍵がついてる南京錠が売ってなかったんですよ。ということで当面はこちらの南京錠に頑張ってもらいますが、早めにしっかりとした鍵を用意しようと思います。


これまでに使った資金:750円

ご通読ありがとうございました。

では、また。


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