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空き家リノベ:6日目「黒板で簡単おしゃれの壁つくり&Before→After」

ひょんなことから家と土地をタダで手に入れたぼく。

前回の作業から中一日、今週は三連休だったこともあり作業が捗ります。いらないものを壊す爽快感と、自分たちの空間を新たに作り出す充実感、DIYリノベの醍醐味を少しずつ実感しているところです。

今回からはさらに作る、造る、創るに重点を置いてリノベを行っていきたいと思います。つくる工程ではBefore→Afterがわかりやすく出ますので、楽しんで閲覧していただけると幸いです。

まずは壁つくり

この家の現状で、もっともひどい部分、それが壁がないことです。いや、もちろん壁はあるんですけど、外壁しかないところがほとんどなんです。こんな感じで。

この壁に関しては1日目の大掃除のときに貼ってあった薄ーーいベニヤ板を剥いだからではあるんですけど、ほとんどの壁において中の組木?が丸見え状態なんですね。

そこでまずは壁を作っていきましょう。

壁を作る際には、まずビスを打ち付けるための柱を設置することから始めます。最終的に内壁となる木材を上から打ち付けるので柱の厚さは一定にしなければならないのですが、ぼくらには一日目、二日目に出た廃材しか残っていませんので、材料の選定に時間がかかりました。

ここに貼る合板は厚さ12mmであるため、左右の支柱の表面から12mm奥で固定します。ねじは長さ38mm、180本400円のものを買ったんですけど、ものによっては長さが足りない木材も多かったんで新たに45mmのものを買いなおしました。

合板は奇跡的にこの家に新品のものが一枚だけあったので、カットしていきます。外壁の木材に合わせて17センチごとに切っていきます。

丸ノコは町の人に借りました。もちろん初めて触ったんですが、意外と使いやすかったです。少し気を抜くと斜めにずれていっちゃいますが、やはりアナログなノコギリよりも全然ずれないですね。とは言いつつ、あんまり調子にのるといつかやらかしちゃいそうなんで、あくまで慎重に使っていきます。

両サイドにも柱を入れてビス打ち。ビス、ビスと言ってますが、ネジのこと総称してビスというんですね。知らなかった。こんな感じ。

さらにこんな感じ。

奇跡的に一枚の合板がすっぽりと入る大きさだったのですが、そのまま貼ると味気ないので、やはり切るほうがお勧めです。また、切った側面をそのままの順番で組み合わせていくと一枚の板に戻ってしまいますので、シャッフルしながら、表裏も組み合わせながらいい感じにレイアウトしましょう。

後日、前回紹介した白塗料を塗っていきますので、こうご期待。

洋風なら合板より石膏ボード

ホームセンターに行くといろいろな厚み、品質、大きさの木材がありますが、上記のような900×1800の合板でおよそ1500円前後です。木調の内装にするのであればもちろん、このような合板やコンパネなどにする必要がありますが、洋風のデザイン、また壁を木材にする必要がない人は、断然石膏ボードがおすすめです。

また、石膏ボードは切断が超簡単で、楽しいです。木材のようにのこぎりも丸ノコもいりません。必要なのは定規とカッターのみ。切りたいところに定規を当てて、カッターで何度も切っていきます。切込みの深さがだいたい3~5mm程度になるくらい端から端まで何度も何度も切っていきましょう。そうすると、あとは切り込んだところからパキッと二つに割れます。しかも切り口も結構きれいに真っ直ぐ割れるんですね。気になるところは少しやすりをかければさらにきれいになります。

今回のタイトルにもなってますが、こちらの空き家リノベでは、前々から黒板をつくろう!となっていましたので、黒板となる壁については石膏ボードを使っていきます。黒板はもちろん一枚板がいいので、石膏ボードを使わない手はない。

…で、黒板といってもどうやって作るの?という感じですが、これ、専用の塗料を塗るだけなんですね。こんな感じ。

乾いていないのでムラができてますが、乾くと普通の黒板のようにきれいな一色になります。注意する点としては、刷毛を使わないこと。刷毛を使って塗ると塗料の中に毛が残っちゃいます。そこで、チョークボードを塗るときにはローラーを使いましょう。ローラーは塗料を出してコネコネするパレットもついて400円。チョークボード塗料はこちら。

だいたいこれ一つで石膏ボードがぎりぎり2枚塗れるかなという感じです。量を塗る場合には、

こちらでもいいんじゃないでしょうか。同じターナー製品なので、遜色はないかなと。

一枚目の写真のところにハメていきます。

ここも裏側に一定の深さで柱を入れて、ビスで留めてます。ただ、左右の支柱にかなり歪みがあり、真っ直ぐ切ったのにもかかわらず下部がぎりぎりで入りませんでした。そこを木材のように力ずくで入れようとした結果、石膏ボードの右下隅がボロっと欠けてしまいました。このように石膏ボードは力を入れてしまうとすぐに欠けてしまいますので、扱いにはご注意を。もちろん、釘で打ち付けるのは完全にアウトです。固定する場合には電動ドライバー+ネジを使いましょう(手動ねじ回しもちょっと怖いです)。

前回の最後の写真にも載せてましたが、緑色、いわゆる普通の黒板の緑だとこんな感じになります(机の上に載っている右の板)。この緑だと本当にザ・学校という感じになってしまいますので、今回は上記のような黒を使いました。チョークボードペイントは、緑や黒だけでなく、赤、青、ピンク、ブラウンまた深緑やベージュグレイなど微妙な色もありますので、吟味してみてください(それにしても色むらが半端ないですね…)。

6日目までのBefore→After

空き家リノベを開始したのが3月2日。そして作業をしたこの日が3月21日。ここまで5回の作業(1日平均3時間、計15時間程度)をしてきましたが、最初の雰囲気からは少し変化が見えてきましたので、簡単にBefore→Afterを見ていきたいと思います。

Before

After

少し角度が違うんですが、ほとんど同じ構図です。どうでしょうか。少しは使えそうな物件になってきたでしょう?

・本日使ったお金=2900円。
・本日までに使ったお金=合計9,650円。
・借りたもの、いただいたもの=丸ノコ、合板、くぎ抜き、やすり(棒状)

今週末は白塗料が届きますので、第2弾色塗り&壁補修をやっていきます。

と同時に、そろそろどのような用途で使っていくか、机や椅子等もDIYしていくつもりですが、どのような配置がいいのか、利便性や機能性も考えないとと思っています。

ご意見やご感想あればよろしくお願いします。

ご通読ありがとうございました。
また来週。


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