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空き家リノベ:5日目「いらないものは壊して、歴史を塗りなおす」

ひょんなことから家と土地をタダで手に入れたぼく。

前回は、これからの空き家リノベについて「夢を共有しませんか!!」と言いつつ、DIY素人なぼくらにアドバイスをくださいというこびこびnoteを書くに終わったんですが、今回5日目、久しぶりのリノベ再開となります。

古いものはぶっ壊せ!

時代は自分たちで塗りなおせ!!

ということで、やっていきましょう。

色塗りのための下準備

本日の目標は、内装の色塗りをやろー!です。

いやわかってますよ、まだまだそんな段階でないことは。ほかにやることいっぱいあるだろうと、壁の穴ふさぐとか、壁の穴ふさぐとか、壁の…。でも、やりたいんです。やらなきゃダメなんです。チームの志気を上げるために、DIY進んでるぞーという実感のために、そしてnoteを見てくださっているみなさんのために!!!

ということで、色塗りをしていくんですが、イメージはこんな感じ。

画像荒w

柱がこげ茶(ウォルナット)、壁が白、以上。あ、黒板もつけるつもりです。

で、そのための準備をしていきます。

まずはいらないものを取り除きます。この空間は前にも話しましたが、人が集まって喋ったり飲んだり、できればちょっとしたカフェ的なものにしたいなと考えています。しかし、それにはなんだかちょっと狭い。ということで上の上の写真のバケツが乗っている四方1メートルの謎の空間、これ要らないよなーという協議の結果、取り除くことに決定。

いや、本当は一個一個丁寧に取り除きたかったんだぞ。でもね、釘がめり込んでとれなかったの。壁の釘を抜こうとしたら壁自体が全部壊れそうなの。だから仕方なくハンマーを振り上げてしまったんだぞ。

快、感。

こっちも、うりゃ。とー。えい。そりゃー。

完璧。ハンマーを振り上げるのは気持ちいいんですが、やっぱりちょっと怖いですね。ほんと家ごと壊れないか心配です。

また、同時に本日はプロジェクトメンバー5人中4人が集まっており、そのうちの一人が軽トラを持っていたのでたまったごみを捨てに行くことに。

使える廃材は極力とっておくようにしているんですが、先ほど破壊した破片も含めて使えないものは焼却場に持っていきます。ぼくの住んでいる市の焼却場は、一般家庭ごみは10キロ50円らしいので、これでも100円くらいだと思います。ここからは二班に分かれて作業。

一つはごみを持っていき、壁材(コンパネか合板か、石膏か)を買ってくる。そしてぼくらは塗装のための下地つくり、やすり掛けです。木に塗料を塗る際には、表面の汚れをそぎ落としつつ、傷をつけることによって色がしみこみやすくしなければならないそうです。

確かに、試し塗をしてみると、やすり掛けをしていないところは色の乗り具合が悪く、刷毛の跡が残ってしまいました。ということでごみ班が返ってくる前にやすりがけ。

サンドペーパーは汚れもとるために粗目の100と120。1枚38円で6枚購入、250円。まずは柱を塗っていくので、一生懸命シコシコします。

早くて見えないでしょう。これがぼくの必殺やすりシコシコです。❝いつも❞とは違う筋肉を使うからか、腕パンパン。それでもこの速さ!

上のほうは木屑がかなりちてくるので防塵ゴーグル、マスクは必着です。だいたい1時間くらいずっとシコシコやってたんですけど、そこで新たな問題が発覚。

釘の多いこと多いこと。柱のいたるところに謎の釘が顔を出してるんですね。前々回に屋根を掃除したときにも感じたんですけど、木造の家はとにかく釘を使った施工が多い。しかも錆で固い。ということで、くぎ抜きを100均で買ってきたんですけど、10本も取らずに根本からぐにゃっと曲がってしまいました。

その後は屋敷の中にあったペンチで引っこ抜く、抜けないものはトンカチで打ち付ける。さらに1時間を費やして色塗りの準備が完了。と、そうこうしているとタイミングよく帰って来ました、ごみ出し班。

…はい?

「焼却場、土曜日12時までやったー(てへぺろ)」

時計の針は無情にも3時を回っていました。ということで、再度荷卸し。意気消沈。

「今日はこのくらいにしとくかー…」

というわけにもいかないので、塗ります。

塗料はこちら(水性)。本当はもうちょっと安くて量が入ってるものが欲しかったのですが、近くのホームセンターにちょうどいいものがなかったので、仕方なくこちらを。1本800円、2本で1600円。

ちなみに、壁の白塗料はこれ。

こっちは安い!が、ためし塗りをしてないので少し不安。木材の材質(木目等)を出すならば、ペンキよりもオイルステインやウッドステインがいいらしいですね。この違いは、ペンキは木材の表面に色を置いていくのに対し、オイルステインやウッドステインは木に色を染み込ませるからだそうです。

オイルステイン、油性と水性の本質的な違いは詳しく理解してませんが、内装なら水性でも十分だそうです。油性は刷毛を洗う際にラッカー液を使わなければならず、後処理が面倒+匂いがきつい、で初心者には向かないらしいので、超初心者のぼくは迷わず水性を選びました。

取り合えず、塗り具合はこんなかんじ。

オイルステインの中には艶出しニスが最初から入っているものもありますが、今回はシックな空間を演出したいと思っているので艶なしを。写真は塗り立てなのでテカってますが、落ち着くとこんな感じに。

乾くと色むらが目立ちますね。基本的に2度塗り、3度塗りが推奨されていますので、こちらも経過を追ってみたいと思います。

あ、刷毛は3本セット300円を2セット買いました。根元に塗料が詰まりやすいので、70mmがおすすめらしいです。ぼくは他の長さのものを使っていないので違いは判りませんでしたが、70mmは普通に塗りやすかったです。

ということで、今回はここまで。

・本日使ったお金=2,550円。
・本日までに使ったお金=合計6,750円。

ご通読ありがとうございました。
では。


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