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GAME CHANGE vol.1 -AI TOKYO 鎌形諒氏-

美容ディーラー・ミツイコーポレーション デジタルブランディングの金丸(35)です。
名古屋で生まれ育ち、新卒で2011年にミツイに入社。
5年間営業、6年間ユニットリーダーを務め、2021年に上司も部下もいない新設部署「デジタルブランディング」を静岡本社で立ち上げました。
2023年からは東京支社に身を移し、企画・戦略・社内外のDX推進を行なっております。

GAME CHANGE 記念すべきトップバッターは、株式会社P.B/AI TOKYO代表の鎌形諒氏が登場!

GAME CHANGE vol.1

24歳で起業し、創業3年で6店舗展開と、破竹の勢いで成長し続ける若き気鋭者。

鎌形氏からは
1. 24歳で起業
2. インターンシップ制度導入
3. 新ブランドのクラウドファンディングで目標達成率470%達成

3つのGAME CHANGEをお伺いしました。

↑動画はコチラ

インタビュー記事


美容室6店舗展開、スタッフは70名に

3年前の2020年の11月に美容室AI TOKYO1店舗目をオープンしました。
その前に、元々不動産の事業を僕個人でやっていて、会社を法人にさせて
、美容室と不動産を入れました。

1年後に2店舗目を出店しまして、3ヶ月おきぐらいに3店舗目・4店舗目・5店舗目と出店していき、来月にも6店舗目ができます。(2023年9月時点)

求人も多く集まり、来年の新卒を入れたらスタッフ数は70名になリます。
全国にこれからどんどん出店していくことが今後の目標です。

今、プロダクトを発売してるんですけど、今後はメンズのプロダクトの開発。
会社の投資を受けて、今の従業員たちによる新しい新規事業をこれから伸ばしていこうとしています。

企業として、ベンチマークしてるのがDMMさん。
色んな事業があって、従業員が生き生きしていて、やりたいことができて、社会に新たなインパクトを与えられる会社であれば、どんな業種でも良いと思っています。

その中の一つとして、現在は美容室という主軸の事業があるという形態です。

新ブランドのクラウドファンディングで目標達成率470%達成

ただのPBを作ったわけではなく、新たなブランドのメーカーを立ち上げました。
クラウドファンディングのメリットは大きく分けて二つあります。

一つは「大きな話題性が生まれる」ことです。
色んな人を巻き込んだり、メディアにも上がることで話題性が生まれます。

もう一つは、「信頼の獲得」
私たちはto C(エンドユーザー)向けに開発をしています。
to Cに対して卸す時は業界の商流構造上、どうしても仕入れる際に条件がつけられてします。
僕たちは新興企業でなので、実績がないから足下を見られて強めの交渉をされてしまいます。
そのためには我々には一つ、実績が必要でした。
分かりやすく、明確な実績を作るために、「僕たちの新たな幕を開けよう」と言う想いで、予約先行販売サイトのMakuakeさんを使いました。

目標達成率は470%を達成。
達成の秘訣は”泥臭く”やったことです。

ボタンをポチって押してスタートしてから、13時間ぐらいずっとDMしてました。
プライドなんてないので、地元の先輩から、地元の後輩、地元の友達、美容業界の知り合い、レジェンド級の方まで。
他業界の知り合いだったり、知り合いという知り合いに連絡をしました。
繋がりがある人という、人に。
それこそ、お客さんにも頼みましたし、人間という人間に頭を下げて
「お願いします、助けてください」って言い続けましたね。
DMした人数は2,500名ぐらい。
結果、腱鞘炎になりました(笑)。
結果を残すためには自分の足を使って、自分が動くしかありません。

バックオフィス体制

会社を経営するにあたり必要なものって、いっぱいあるじゃないですか。
美容師上がりなんで、美容師に関してはプロなんですけど財務のこともわからなければ、マーケティングも分からない。
雑務だったりとか、国の申請も正直分からない。
だからプロにやってもらった方が早いと思って、プロにやってもらっています。

色んな人たちが仲間になってくれて今では、財務チームが3人体制で資金調達、事業計画など、お金の部分を一緒に見てくれています。
自分もそれなりに3年間勉強したので全然見れますし、全て作れたりもするんですけど、そういうところを財務チームに頼んでます。

後は、総務にはセミナーの資料を作ってもらうところから、行政の申請をやってもらったり、細かい日程の調整だったりとか僕の秘書的な形で本当に色んなことをやってもらっています。

後は、マーケティング担当がいて社内外の全てのマーケティングの活動だったり、今の新規事業部という部署の新規事業に対してのマーケティングを任せています。

デザイナーの方もいます。
LPを作る際には専属のデザイナーに頼んで作ってもらっています。

エンジニアも。
ホームページを改変したり、新しいサービスを作る際には彼にやってもらうのが一番早いし、プロフェッショナル。

自分ができないことをやってもらうためにいるのが、バックオフィスなんじゃないかなって思ってます。

経営が効率的になるし、そこにお金を投資することは僕は適切だと思っています。
それで会社が、キレイに回り、従業員が喜ぶ、お客さんが喜ぶ、ステークホルダーの方が喜ぶのであれば、そこにお金を投資するのは適切な経営の方法なんじゃないかなって思っています。

バックオフィスの採用はインターンシップ

バックオフィスには、インターン生もいます。
青山学院大学の大学生が弊社のバックオフィスに入って総務として一緒にやっています。

弊社のバックオフィスメンバーが一般企業出身の者なので、インターン募集することが当たり前と言う感覚だったので始めました。

例えば、総務の子が後々自分でやりたいとか、社内の事業としてこういうことをやりたいとなった時に、バックオフィスのリソースを割けなくなってくる。
後は、会社が大きくなると優秀なバックオフィスの人材が必要になってくる。
そう言った未来を見据えて、ネクストポストのバックオフィスを教育しておくためにインターンシップ制度を取り入れていいます。

インターンシップ制度はバックオフィスのリクルートと言う側面もありますし、そう言う動きをすること自体が面白いかなって思って取り入れています。

24歳で起業

前社がOCEAN TOKYOという美容室で、新卒で20歳の頃に入社して、22歳で当時最速デビューを果たしました。
デビュー1年で、トップスタイリストに歴代最速で昇格。
24歳の時に、史上初のディレクターとなってそのまますぐ独立しました。

元々、学生時代から自分で会社を経営するつもりで生きていました。
初めて美容室に行った中学生の時に美容師になろうって決めたんですけど、
自分で経営する為にはどうやってやったらいいんだろうって考えた時に、ネームバリューが必要だな。
自分で経営できる程の価値をつけなきゃいけないなと思って、東京に出て、一番今有名なサロンで勤めて、今一番有名なサロンで一番有名になって始めよう、と目標設定を決めて動いてましたね。

起業するタイミングは早いとは思いませんでした。
今思うと、頭おかしいなとは思います(笑)

24歳で普通はやらないんですけど、そもそもの視点として、世界には19歳で上場させる人がいたり、今僕が作ってる結果よりもはるかに大きな人たちを喜ばせるような会社を作っている人がうじゃうじゃいます。
そう言う人たちを見てきたから、3年前当時24歳で起業することが早いとか遅いとかは何も考えてなかったですね。

自分で起業するという目標に対して、ここまでやりきったんだったらできるっていうような自負があったので。
コロナが始まったタイミングもあり、起業することを決意しましたね。

コロナ禍で起業

起業に踏み出せた理由は、”直感”です。
起業をする不安はありましけど、不安って必要なんです。
危険察知だったりとか、自分の未来に起こることに対してのマイナス要素を早めに汲み取って対処することができるので、必ず不安は必要だと思っています。
不安に押しつぶされて新しい行動ができないことが一番のリスクだったりもしますね。

コロナ禍になって、本を読んだりいろんな勉強をして”時代が変わる瞬間”ってていうのをすごく感じてたんですよね。

例えば、リーマンショックや、世界恐慌。
世界規模、日本規模で多くの方が関わる何かが起こる時って、必ず時代が変わる瞬間なんですよね。

コロナが始まった時に、時代が変わる瞬間がここなんだって思ったんです。

なので、コロナ中に歯を食いしばって挑戦するのと、コロナが終わってからスタートする人ですごく差が開くなと思いました。 
あの時、スーパーから物がなくなった瞬間とかを見てて「あ、ここなんだ」って思って挑戦したのが起業のきっかけです。

起業は困難なことばかりです。
けれど困難は、必要なんです。
困難なことが起こるということは、それが乗り越えたら成長しているということ。
困難なことをは最早、経営者は自ら創り出さなきゃいけないんです。
自分から挑戦をして、困難を起こすんです。
みんなで頑張って困難を乗り越え、成長しっていうのを、繰り返し続けることによって企業は大きくなっていくと思います。
 

あなたにとって、GAME CHANGEとは?

「生成発展」
人類が生まれ、社会が生まれ、時代が生まれる。
そこに、必ず課題が生まれるんです。
そして、その課題を解決しようとして、新たな時代が創られるんですよ。

その時にはもう、後ろの時代は衰退している、風化しているんです。
現状の課題を新たに解決しようとする動き、社会全体の動き自体のことを、生成発展って言います。

僕はGAME CHANGEとはそういうものだと思っています。
今の美容業界も、人間も、今よりもっと良くしようと思って進化してきました。
課題に対して、もっとこうしたらいいんじゃないかってみんなで頭を使って考えて創った時代があり、課題が解決され新たな時代が創られる。
後ろは風化して、どんどん進化していくの社会全体の動きが本当のGAME CHANGEなんじゃないかなって思うので、僕にとってのGAME CHANGEは「生成発展」です。

あなたにとって、GAME CHANGEとは?

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