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「紙の本」を読書するとSNS利用を減らせる

(約 2,600文字の記事です。)

Adobeの動画編集ソフト「Premiere Pro」のチュートリアル本を読書していて気が付いた。久々の紙媒体の本だ。Kindle本などの電子書籍じゃない。

読みかけの本がたった1冊あるだけで、暇つぶしとしてのSNSをピタリとやめられることに気が付いた。

もちろんSNSでも情報収集の点では便利な点も多い。だが何となくTwitterなどを読み始めて気が付けば1時間という時間の使い方をやめることができる。

読書で「暇つぶしのSNS」やめられる

紙の本というのが重要だ。デジタルデバイスから手も思考も切り離せる。スマホもキーボードもマウスも触らず、両手には本がある。あとは本を開いてしまえば、目は自然と文字を追いかけ始める。

結果、自然とSNSの利用から離れることができる。

読みかけの本を読むというモチベーションのほうが、何となくTwitterのつぶやきを見るよりも自分にとって有益だと考える人のほうが多いはずだ。なので読みかけの本を1冊だけでも用意しておけば、SNSではなくて読書できる。

読書のメリットは、1人~数人の著者が、最低でも1人以上の他者の校閲を経て出版されていることがほとんど。なので、ある程度の情報の質が確保されている。これがWebで情報収集することとの大きな違いだ。また校閲によって「しっちゃかめっちゃか」な内容ではなくなっている。ある程度吟味された、質のいい情報の集合体。これが本のメリットだ。

原点回帰、読書が実はSNSの対極にあって、自分に有益

今の時代、誰でも情報発信できる。だが問題は情報の質だ。どこの誰とも知らない、専門家か素人かも分からない人の情報、それがSNSの情報だ。年齢も不明。要するに情報の出所と信頼性がゼロに近い。(もちろん投稿者の素性がある程度明らかならば、多少は情報の信頼性は上がる。だが他者の校閲なしの投稿なのでその信頼性については微妙なところもある。)

これに対して、いにしえからある書籍、本というものは、執筆者のプロフィールがあり、著者以外の第三者、例えば編集者などによる色々なチェックを経て出版される。

色んな点がSNSと対極にある。

情報の信頼性については各自で判断することになるが、情報のまとまりや正確性についてはSNSと比べものにならないほど信頼に足る。(ただし絶対に正しいとは限らない。この判断は各自で行なう必要がある。)程度の差こそあれ、「枯れた情報」に限ってはSNSより本のほうが「ほぼ正しい情報」を効率的に手に入れることができる。

効率的、というのがポイント。ほぼ正しい情報を、一気に詰め込むことができる。ただし「ほぼ」という点には気を付けたい。

ただしSNSと本との違いは、即時性だ。SNSのほうがリアルタイムな情報に近い。本は半年遅れの情報になる。なので情報の鮮度は違うものの、情報の質の高さもこれまた違う。なのでソフトの使い方やチュートリアルについては本が優れている。だが時事ネタはSNSに限らず、報道系のお気に入りサイトを眺めればいいので、SNS「だけ」にこだわる必要はない


SNSのコミュニティー、インフルエンサーの偏向にも気を留めておきたい

SNSは特定の分野で特定のインフルエンサーの影響力が大きくなりやすい。なので偏向報道とまでは言わないが、ある程度の情報の偏りも、ある。もちろん本の場合も著者の主観やクセが入ってくるものの、本の場合は第三者の校閲がある。だがSNSではその校閲に当たる部分がたぶん無いはずなので、運営元が意図的な操作をしない限り、自然の流れに従うだろう。だが、その流れの中にフォロワー数の多い「インフルエンサーの意思」が干渉することはほぼ間違いない。なので情報の質と確からしさ、これについてはSNSで情報収集する場合には各自で情報の取捨選択に気を付けた方がいい。

小さな波も「おおごと」のように見えてしまうこともある

例えば今回、ネオジム磁石とフィギュア製作者との関係。結局はホビー用途のネオジム磁石は今まで通り流通する。制限されるのは玩具としての磁石製品だけ。なのでこの情報に振り回された人もいるだろう。だが一夜明けて見れば、何もなかったことと同じだ。SNSは即時性もあるが、そこに対する行動は各自で判断しなければならない。

吉と出る時もあれば凶と出るときもある。

ネオジム磁石のように市場の動向に関わるものについては即時性があっても困ることは少ない。だが個人的なつぶやきに対する攻撃やネガティブな拡散については、まったく即時性が不要だ。そんなものに関わってもろくな事がない。そんな炎上や拡散も一週間もすれば「何もなかったこと」に戻る。そんなことに時間を使っても、あまり意味はない気がする。


【結論】読書したいか、SNSチェックを続けるかの判断

市場の動向などのチェックはサラッと終えることができるはずだ。自分に無関係な情報ならば一瞬でそれでおしまい。また他人事のSNSの荒れ・盛り上がりもまた、気にならない程度なら流し読みで十分。そうなったとき、さらに続けてSNSをチェックしたいか、読みかけの本を読みたいか、これを天秤にかけると、意外なほどあっさりとSNSを中断できる

というわけで、紙媒体の本の、読書のすすめ。別に買わなくても図書館から無料で借りられる。ただし向学心がある人で、何かを学ぼうと思っているならば、それに関する最新版の本を買って「読みかけ」にしてしまえばいい。そうすれば無駄にSNSをやり続けなくて済むし、新たな知識が身に付く。

本は心の栄養。どんな本でも、必ず何かしら身に付く。

なので、紙媒体の読書のすすめ、今日の日記の結論はこれでした😊


今回の創作活動は約45分(累積 約3,232時間)
(894回目のnote更新)

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