「農地だけ税が安い不公平」の解消が重要

都市部に農地が必要か?なぜ必要か?税制上の優遇をしても都市部の農地を守る必要があるのか?緑が必要だ、というなら、自治体が買い上げれば良いだけの話。「そんな予算が無い」なら、農地の宅地並み課税で税収を増やすべき。

農地だけ税が安いのは、不公平だ。相続税も固定資産税も、宅地と同じだけ支払うべきだ。まずは公平な税制度にする事が重要だ。

高度成長期に田舎から上京して一生かけて都市部に「兎小屋」を手に入れたサラリーマンと、農地を相続して税も払わず、時価ナン億円の土地で形ばかりの農業を営んでいる農家と、どちらがかわいそうか?本気で農業を営んでいる人についての配慮は必要だが・・・。

農地が宅地になると空き家が増える?それの何が問題か?宅地の供給が増えて宅地の値段が下がり、サラリーマンたちが兎小屋より少しマシな家に住めるようになるのであれば、大いに歓迎だ。

P.S.

空き家の問題は、別の話だ。空き家付きの土地と更地で固定資産税が違うからいけないので、こちらも空き家付きの土地の固定資産税を増税すれば良いだけの話。そうなれば、空き家が解体され、土地の売り物が増え、地価が下がり、サラリーマンたちの住み家が更にマシになるはず。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO20559020Q7A830C1TCR000/

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