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ピアニストだって冒険する 中村紘子

中村紘子さんのエッセイ集。2年前に出版されて、文庫本になってからは2ヶ月程?の様です。

中村紘子さんのコンサートは、1度だけ兵庫で聴いたことがあります。(10年は経ってないと思います…)

この本は、ピアノをしている人やクラシックが好きな人でなくても大変楽しめると思いました。

ピアノやクラシック音楽に興味のある方でしたら、より!楽しめると思います。

作曲家、ピアニストの方々との交流や出来事も書いてあります。

クラシックのピアノの世界は大変厳しい世界というのも感じられました。

色んな国際ピアノコンクールで審査員もされていた中村紘子さん、国の文化の事や情勢の事も、興味深く読みました。

中村紘子さんが講師をされていたNHKのピアノとともに

この生徒さん、お医者様になられて、第一回国際アマチュアピアノコンクールで1位受賞されている方なんだそうです!

中村紘子先生とってもお上品ですね。

そして、最後の方で、ランゲの事からドイツのお話をされていて、須賀しのぶさんの革命前夜を思い出しました。


話が逸れてしまいました…

中村紘子さんは、マリア・カラスに高校生の時から取り憑かれていたらしいです。

↑この本をお暇な方はお読みください、とあり…興味津々に(^◇^;)なりかけましたが、

このエッセイを書いてらっしゃる時に、中村紘子さんはパソコンではなく手書きで原稿を執筆していらっしゃるようで、右手の親指を痛めかけられているようでした。

そこで、これから書こうとされていた恋や結婚、不倫、駆け落ちの冒険テーマはないそうです…。

中村紘子さんも残念と書かれておりますが、読者の方々も、大変残念だと思います。

5冊?も本を執筆されている方なのもあって、とても読みやすく、文章も魅力的な方だと思いました。




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