見出し画像

「忘却の湖で、また会いましょう」


今晩は、月街 愁です。

今回は妖精シリーズの話。

妖精シリーズとは…
季節の変わり目と、妖精を題材にした
月街の読み切りSS、4本分のこと

「忘却の湖で、また会いましょう」より


コピー本を作りましたよ〜、とTwitterでお知らせしたのですが、それがきっかけで読んでくださった方もいらっしゃるかと思います。

ネタバレになりますので、大丈夫でしたら、是非お付き合いください!


まずは、1本目の「春を待つ」を書いたのが、2022年3月1日ということで、時が流れるのは早いですね……!
こちらは、セリフに空白を作って、そこに入る言葉を選んでもらう、という読者参加型(?)の、やりとりがあって、とても楽しかったのを覚えています。
それと、フォロワーさんの花言葉企画に参加した作品でもあります。赤いガーベラの花言葉、調べてみると楽しいので、見てみてください。


2本目の「夏を行く」こちらは、2022年8月17日に公開していますね。寝苦しい夏の夜と、流星群≒妖精の設定が出来たときです。
「春を待つ」妖精の言葉から察するに、彼女あるいは、彼らは神様に属する存在なのかなと思いますね。そして、この作品たちのシリーズ名は、月に住んでいる、妖精たちの神様が囁いているのだと思っています。

そして3本目の「秋を迎える」は2022年10月18日。金木犀って、こんな匂いだったかな? という秋の帰り道に思いつきました。
金木犀の香り、大好きなのですが一年ぶりだと忘れてます。気候とか関係あるんでしょうか。
この話には、木から落ちちゃう、あわてんぼうの妖精と、礼儀正しい妖精が出てきます。
彼ら曰く、多くの人には見えないけれど、妖精が見える人は、一部存在する……という認識みたいですね。


最後に、4本目の「冬を見送る」ですが、2023年1月14日に書いています。
大人って何なんだろう……なんて日々、思っている主人公が、冬の妖精と出会う話です。これも、やはり流星群の話。星に乗って妖精が移動してたら、可愛いですね。

ここで初めて神様の話をするのですが、冬の妖精曰く、春の神様は、恐ろしく厳しいと聞いている、と言っています。他の妖精仲間から聞いたのでしょうか。春を司る神様ってことは、夏も、秋も、冬も、それぞれ神様が居たら、面白いなと思いますね。

忘却の湖は、月の地名なので、月のどこかで、お茶会でもしててほしいです。妖精たちに噂されている、神様側の話も書いてみたくなってきました……。


さて、すっかり長くなりましたが、四季を感じられる日本だからこそ、こういうお話たちを書きたくなるのかもしれませんね。

設定/裏話というより、解説っぽくなってしまいましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

今回紹介した話は、下記pixivより読めます。
ぜひ、記事と合わせて楽しんでいただけると幸いです!

この記事が参加している募集

眠れない夜に