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自然栽培をはじめるためのアプローチ(畑編)


筑摩野五寸ニンジン

農業研修中に滞在先の農家さんからよく言われたのが「チューニングを自然本来に合わせなさい」ということでした。人の都合や思い込みで無く、田畑や身の回りの自然の本来の状態を真摯に観察すること。

まだまだ会得出来ていませんが、大切な言葉だと思っています。

さて、今回は「自然栽培」について。

私がイメージする自然栽培は、

「無施肥(作物の収量を上げるために有機肥料や化学肥料を施さない)」ではあるが、栽培作物自身(ないし根圏微生物自身)が土中の無機質の栄養分を利用して成長することには変わりないため、「広義では無肥料では無い」といった捉え方です。

緑肥作物や栽培作物の残渣を土中(ないし土の表層)に還元すると、土中の微生物がそれらを分解し、次の栽培作物が利用できる(根圏から栄養分を吸収できる)状態にしてくれます。

なので、それらの作物が変化する仕組みと、土中微生物の働きや好む環境について学びを深める必要があります。


自然栽培をはじめるために。畑作編です。
3つのアプローチ。
硬盤層の理解。
作土層の形成を促す。
微生物が棲みやすい環境を整える。
根のイメージ。

また今年の実践も含めて検証していきたいと思います。


ニンジンの種

あ!無施肥にあった種を育てるため、種採りも非常に大切です🌞。

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