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育苗と植え付けの準備

2023年4月16日(日)、今日はウリ科野菜の種蒔き(キュウリ、カボチャ)と夏野菜の植え付け準備を行いました。


今日のスケジュール🌞
有機育苗土の配合

まずは、育苗土の配合。

我が家では、「畑の土(又は山土や黒ボク土)」と温床の残渣を2年間雨ざらしにした「腐葉土」を1対1で混ぜ、そこに全体の1~2割くらいの「もみがら燻炭」を加えたものを育苗土に使っています

※畑の土や堆肥は不純物を取り除くためにふるいでしっかりとふるってあります。

今回はキュウリの種蒔き。
8年間自家採種している「四葉キュウリ」の種蒔きを行いました。

セルトレーにムラなく育苗土を詰める。
種まき、鎮圧をして水を優しくかつ満遍なく与える。
温床に置き、2週間でこれくらいになります。
(写真↑は事前に育てていたキュウリの芽)
そして、10.5サイズのポリポットに鉢上げ。
鉢上げ後は1~2日は強い直射日光を避けて半日陰に置きます。
2月末に蒔いたトマト。

前述の配合で、今年の他の苗も良い感じ🌞。

茂木近辺では毎年GWごろに夏野菜の苗を植え付けると、遅霜の心配が少なくなります(山藤の満開が目安)。

苗に元気が無いときは、お酢や木酢液、焼酎を薄めて与えてミネラル補給。
7~8リットルのジョウロの水に、各キャップ1杯ずつくらいを混ぜて3日に1回くらい
水やり時に与えます。(先輩農家さん参照)

そして次は、畑へ移動して夏野菜の植え付け準備🍆🌽🌱。

ナスの植穴(70㎝間隔)に穴施肥。
スコップで堆肥と土を混ぜ混ぜ。堆肥の量は一つの穴に500gくらい。

今回は、ナスの植え付け用に「穴施肥」、トウモロコシの植え付け用に「表層施肥」を行いました。

今回使用した堆肥は、昨冬に仕込んだ米ぬかと落ち葉を使用した堆肥。

昨冬に仕込んだ米ぬか主体の堆肥。
温床残渣の堆肥よりもチッソ成分が高いです。
こちらは2月の「冬の里山ごはんのがっこう」で使用した資料。

堆肥は種蒔きや植え付けの2週間以上前に施しておくと安心です。
(※完熟であれば植え付け時に施肥することも可能)

5月の植え付けに備えます。

そして、少株だけズッキーニの植え付け🌱🌞。

植え付け前に底面からしっかり吸水を行います。
今回は不耕起の畝に植え付け。
寒さとウリハムシ対策に「あんどん」を設置しました。
不耕起の畝も、植穴に事前に堆肥を施しています。

その後は、行ける方のみで山のジャガイモ畑見学🥔🥔🥔。
3月半ばに植えたジャガイモの発芽を確認後、少しだけ管理機による中耕と土寄せを行いました。

内容満載な午前中、ありがとうございました!

そしてお楽しみのお昼ご飯はタケノコやヨモギなど春の素材がたっぷり!
まきこさんがもってきてくれた「ののひろソース」も美味しい中華風の味わい。食後にはタンポポシロップのケーキもいただきました🌞。

今年は筍も早いです。
まきこさん作のメニュー看板。

そして、午後は残っていただいた方にお手伝いいただき、サトイモの植え付けを行いました。

谷津田の畑での植え付け。大野芋と八ツ頭。
ぬかるむ畑ながらありがとうございました💦!
そして夕方には息子4歳と山の畑に里芋の植え付け。
こちらは、溝に40~50cm間隔に植え付け、発芽後はクワや管理機で
ジャガイモのように土寄せを行う育て方です。



空模様を気にしながらの作業でしたが、お越しいただいた皆様ありがとうございました!

次回は5月13日(土)に夏野菜の植え付けを行います!引き続きよろしくお願い致します🌞。

田んぼの稲もスクスク育っています🌾!



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