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ロシアンブルーと読書 9日目

今日の3冊だわん。
しかもなんと今、、Kindleで売られている本が、紙本比較で50%も安く売られているからつい買っちゃうわん。。カズオイシグロまで。。ここのリンクに纏まってるわん。→

① 田中一彦「須恵村」 
②ル・グィン「風の十二方位」(ハヤカワ文庫)
③カズオ イシグロ「日の名残り」「わたしを離さないで」

そういえばシャワー行ってきたんだけど、気持ちいいわん。
わたし可愛くないですか?

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24冊目 田中一彦「須恵村」

名訳である。今までの問題のある訳の何が問題だったのか、をふくめ、訳者の解説自体がとんでもない名文。
なされるべき仕事のいまだいかに多いかを知らしめされる。
誤解と思い込みと強制とそういった幾重にも塗り重ねられた先入観から自由になるために半世紀では全く足りないのだ、と、痛感し、やるべき仕事はやらねばならない、と覚悟する一冊。


25冊目 ル・グィン「風の十二方位」(ハヤカワ文庫)

「無政府主義とは、初期の道教思想の中に予示され、のちにシェリーやクロポトキン、ゴールドマンやグッドマンによって解明されたところのそれなのである。無政府主義者の主たる攻撃目標は権力主義国家(資本主義、社会主義を問わず)でありその道徳=実践上の主題は協力(連帯、相互扶助)である。」
この理論に肉付けして小説を書いたというルグィン。
How can I not love her?

26冊目 カズオ イシグロ「日の名残り」「わたしを離さないで」

愛してやまない本が、いま、kindleで安く読めるようになっている。
Never let me goとつぶやくだけで、ちょっと泣きそう。


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