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旅先にてひとり

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旅先での出来事や旅先で考えたことを書いた、エッセイのような旅行記のようなもの。ひとりで山を歩いたりひとりで温泉宿に泊まる旅が好き。おいしいものとお酒とコーヒーが好き。観光はしない。
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#泊まってよかった宿

GW中でも1泊2食付き8000円!至仏山登山前日、尾瀬戸倉温泉の食事のおいしいペンションに前泊

温泉付きペンションに2泊して残雪の至仏山に登った、2024年5月のひとり温泉登山1日目晴れの日が多かった2024年のゴールデンウィーク。 前半と後半に平日が3日間挟まり、繋げて休むのはややハードルが高かったけれど、幸いにもカレンダー上で休日となっている日がちょうどよく晴れてくれた。それで前半の連休は北アルプスに登り、後半は尾瀬に出かけることができた。 連休前半の旅についてはこちら↑に書いている。 北アルプスの山旅については、上高地の温泉宿が予約できた2月ごろには計画ができ

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雷鳥との遭遇、下山路ではピザとソフトクリームを楽しみ、そして平湯温泉へ

温泉宿と山小屋を泊まり歩いた2024年4月のひとり温泉登山 3日目ゴールデンウィーク前半の登山。 前泊で上高地に泊まって、翌日蝶ヶ岳ヒュッテに泊まった3日目のお話。 この日は5時ごろに日の出の予定だったので4時半に起床。蝶ヶ岳ヒュッテは小屋の目の前で日の出も日の入りも見ることが出来て、山頂もすぐそこという抜群のロケーションなのがありがたい。 ごそごそと身支度して5時少し前に外に出るが、地平線のあたりにちょうど雲がかかっていたので、これはあまりきれいな日の出は見れないかな…

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GW初日は上高地の温泉宿へ!前泊して翌日の登山に備える

温泉宿と山小屋を泊まり歩いた2024年4月のひとり温泉登山 1日目2024年のゴールデンウィークは、数年ぶりに北アルプスに登る計画を立てた。 連休とは言え残雪期の北アルプスは夏や秋ほどには混まないし、天気が良ければ快適な登山を楽しめるはずだ。ただし、天気が崩れれば高所では雪が降り吹雪になることもある季節なので、もちろん油断はできないのだが……。 私は冬の間はテント泊をしないし、昨冬はあまりきつい山を登る機会がなく、ゆる山ばかり登っていた。なのでゴールデンウィークにいきなり

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また泊まりに行きたいと思っていたあの宿が、一人泊不可になっていた

一昨年初めて泊まりに行って「きっとまた泊まりたい!」と思っていた温泉宿。今日調べてみたら一人泊のプランがなくなっていた。悲しい……。 繁忙期は一人泊を受けず、閑散期になると一人泊プランが復活する宿も中にはあるので「もう1人で泊まることはできないのか……!」と決めつけるのは時期尚早かもしれない。でも、全50室ぐらいのそこそこ規模の大きな旅館だし、もう10年ぐらいずっと平日は一人泊のプランが出ていた宿だったから、いきなり一人で泊まれなくなる日が来るとはあまり想像していなかった。

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食事の評判がすこぶる良い宿に泊まった際に、少しだけ悲しかったこと

先日、食事の評判がすこぶる良い宿に宿泊した。 温泉宿を選ぶとき、基本的には「風呂」と「食事」が良い宿を選びたいと思っているが、両方が最高にすばらしくて、なおかつ1人で泊まれる宿、というのはそんなに多くない。 そしてこの宿は食事の評判は非常に高く、お湯も悪くはなさそう、1人で泊まれるのは平日のみという宿だった。 これがもし、お湯も料理もすごく良さそうなら休みを取ってでも泊まりに行きたいと思うし、土曜日に1人で泊まれるなら「とりあえず泊まってみるか」となる。だけど「お湯はそこま

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47都道府県を「一人で泊まれる温泉宿探し」の難易度で5つのグレードに分けてみた

毎年更新している「今年泊まりたい宿47軒」の記事執筆を終えて各都道府県から1軒ずつ「今年泊まりたい温泉宿」を選出した記事を、先日公開した。 この記事をなぜ公開しているかと言うと理由は大きく2つある。 1つは、記事中にも書いているが、私自身が「次の休みにどこに行こうかな?」と思ったときに選択肢を絞りやすくするためのリストとしてである。 ただ、その理由だけであれば「1県につき1軒の宿」にこだわる必要はなく、同県内で泊まりたい宿が何軒かあるなら複数ピックアップしてもいいし、泊ま

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湯も食事も日本酒の品揃えも良い、高コスパ宿を見つけて松本へ

極上の温泉宿を目指して登山者お馴染みの街へ向かった、2024年3月のひとり温泉旅 2日目こちらの旅の続きです↓ 白馬駅から大糸線に乗り、信濃大町駅で乗り換えてお昼過ぎに松本駅に着く。 松本駅からバスに乗り、浅間温泉に向かう。 実は2月にも来たばかりなので約1ヶ月ぶりの浅間温泉だ。 先月5年ぶりぐらいに浅間温泉に来たというのに、1ヶ月後に再訪しているというのもなんだか不思議な感じもするけれど……。実は、先月来たときに寄ろうと思っていた店があったのだがチェックアウト日の夕方

雪の白馬で、なかなか予約の取れないあの宿へ

極上の温泉宿を目指して登山者お馴染みの街へ向かった2024年3月のひとり温泉旅 1日目先日「一人温泉旅でいい宿を予約するためのコツ」を書いた記事を公開した。 「コツ」の部分は無料公開しているので記事を参照いただきたいが、簡単に言えば「その温泉地のオフシーズンを狙う」というごく当たり前のことである。紅葉、桜、雪景色などが有名な温泉地、スキー場や海水浴場に近い温泉地は当然その季節に泊まりたい人が多いから、一人客の受け入れはやめてしまう宿もある。繁忙期を避けて計画したほうがいい宿

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2024年冬、蟹への苦手意識を克服する旅を計画した

「好き嫌いがなくてうらやましい」と言われることが多い私だが、実は、魚介系には苦手意識を持っている食材が3つあった。 (1)生牡蠣が食べられない (2)ウニがおいしいと思えない (3)蟹を食べるのが面倒くさい 以上の3つである。 実は3つのうち生牡蠣とウニについてはわりと最近になって克服している。 子供の頃から「美味しんぼ」という漫画の読者だったのだが、あの漫画では苦手な食材、苦手な料理がある人が登場すると常に 「本当においしい○○を食べていないから苦手なんだよ!」 という

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「日本酒と温泉と一人旅」が好きな人におすすめしたい宿 続編

「日本酒が好きな人におすすめの温泉宿 一人泊可能で日本酒にこだわりのある極上湯の宿を10軒厳選した」という記事をブログに公開した。 今回、最終的には10軒を厳選したのだが実は候補にしていた宿は22軒あった。 最初は20軒紹介しようかな?と思っていたのだけれど記事がめちゃくちゃ長くなってしまうし書くにも時間がかかってしまう。 それに20軒紹介するとなると「尋常じゃない日本酒へのこだわりを持つ宿」と「そこまでいかないけど日本酒好きなら楽しめる宿」が混在してしまうことになる。そ

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一人旅の温泉宿 意外と知られていない予約の極意

年度末で社業が慌ただしい時期と確定申告の時期が重なってしまい、提出締め切り当日の朝にようやく提出することができた。眠い。 そんな状況ではあるけれど、3月15日発売の雑誌にインタビュー記事が掲載されているのでご紹介する。 1ヶ月ほど前にお話をいただいて 「執筆じゃなくオンラインでインタビューを受けるだけなら!」 ということでお受けして1時間ほどお話した内容が記事になっている。 「ひとり旅の魅力」「おすすめの旅先ベスト 3」「ひとり旅を楽しむ ポイント・気をつけていること」

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目が覚めると外は雪、部屋風呂三昧の後はライブに向かうはずが……

山梨と長野と、雪と青空を行き来した2024年2月のひとり温泉旅 3日目こちらの旅↓の続きです。 前日のチェックイン時は青空だったのに明け方から雪が降り始め、朝にはうっすらと積もっていた。 大した雪ではないが、まあまあ寒い。 こう寒いと朝風呂に行くのも億劫になってしまうが、幸い昨日から泊まっている宿は全客室に温泉浴室がついているのだ。移動の手間なくいつでも湯に浸かれるのはやはりすばらしい。 最もコンパクトでお安く泊まれる部屋を予約していたので浴槽もそんなに広くはないが、常

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松本に向かい、浅間温泉の新進気鋭の宿へ

山梨と長野と、雪と青空を行き来した2024年2月のひとり温泉旅 2日目こちらの旅↓の続きです。 昨日から泊まっている宿には貸切露天風呂が2箇所あり、先着順の予約制で無料で1度利用できる。 チェックイン後に客室に案内してくれたスタッフが 「早めに予約したほうがいいですよ!」 と教えてくれたので、すぐに連絡して朝食前の時間帯で予約することができた。 先着順・予約制無料の貸切風呂がある宿はわりと多いけれど、客室数分の枠がなくて全員が入れない場合「1人客には貸切風呂の案内をしない

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甲府で絶品オムライスを食べたのち、秘湯の大型旅館へ

山梨と長野と、雪と青空を行き来した2024年2月のひとり温泉旅 1日目いわゆる「旅行記」的なものを月に1度ぐらいは残しておきたいなと思い、2月で特に印象に残っている旅をまとめておくことにした。 ちなみに、2024年1月の旅行記は以下の記事から始まり5記事に渡って続く、大分県内の温泉地を巡った旅なのでよろしければこちらもどうぞ。 2月後半の3連休は、山梨県と長野県という馴染みのあるエリアを旅した。 というのも連休最終日の午後に藤井フミヤ氏のコンサートが甲府であり、そのチケット

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