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旅先にてひとり

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旅先での出来事や旅先で考えたことを書いた、エッセイのような旅行記のようなもの。ひとりで山を歩いたりひとりで温泉宿に泊まる旅が好き。おいしいものとお酒とコーヒーが好き。観光はしない。
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#旅行記

2023年クリスマスの週末温泉旅初日(何もクリスマスらしさはない)

クリスマスにひとりで旅することを何とも思わなくなったのはいつからだろうか。 かつては私も「クリスマスの週末に旅をするなら部屋食の宿を選ぼう。夕食どきに周りがカップルだらけの中に1人だとつらそうだから!」とか、考えていたこともあったような気がする。しかし最近は、旅の日程にクリスマスが含まれているかどうか気にすることもなく、旅程を立ててしまっている。 クリスマスが必ずしも週末と被るわけではないが、写真で振り返ると2021年の12月25日土曜日には、伊香保温泉の「ぴのん」という宿

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山を歩き、帰りにいい感じの居酒屋を見つける

7月30日(日)山麓の宿にて6時に起床。6時30分から予約しておいた朝風呂に入る。 こんな広くてすばらしい浴室を1人で貸切利用できるなんてありがたいことだ。 朝食は7時30分から昨夜と同じレストランで。新鮮な野菜とミネストローネとフレンチトーストという、理想的な朝食だ。りんごジャムも手作りだそう。 食後のコーヒーまですべておいしかった。 今日も明日も、午後から雨マークはあるものの概ね良い天気の予報で、この宿を予約していなかったら山中に一泊してもっと難易度の高い山に登る

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ひたすらおいしい日曜日、アイスコーヒーを飲みつつさわやかに帰宅

7月23日(日)土曜日のうちに登山して、登山口にある温泉宿に泊まったので今日はもう帰るだけである。 朝食はバイキング。なんとなく山の温泉宿らしいシンプルなバイキングだ。よく見ると昨日の登山時の弁当のおかずに入っていた「卵焼き、焼き鮭、ハム、ソーセージ、唐揚げ」がオールスターで揃っていて「なるほど」と思う。 キクラゲとさつま揚げとこんにゃくの煮物が不思議とおいしかった。 朝食後はもう1度お風呂に入り、10時にチェックアウト。11時に出るバスの時間までそのへんをぶらぶらして

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スマホの電波がない温泉宿に1人で泊まるとき、何をするか

7月22日(土)早朝に家を出て朝一番のバスで登山口に向かい、登山口にある温泉宿にまずは荷物を預ける。 日帰り登山をした後に温泉宿に泊まるプランで、この週末は旅をする。公共交通機関利用だとどうしても登山口に着くのが遅くなってしまうから、初日に登山をして、下山後に温泉宿に泊まるのは難しいことが多い。泊まれるけど、チェックインが遅くなってしまったりとか……。 けれど今回の旅は「登山口に温泉宿がある」という最高の立地と、バスのダイヤと、山での行動時間がそれほど長くないなどの条件が噛み

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