友だち関係がグンとよくなる方法

斉藤孝さんの著書『友だちってなんだろう?』には、
友だちづきあいを無敵にする3つの、力が紹介されています。

①「気の合う友だちをつくる」力
②「気の合わない相手ともうまくつきあう」力
③「ひとりを楽しめる」力


①「気の合う友だちをつくる」力

「なんとなく雰囲気が似てる」
「職場が一緒」
でも、それだけだと、人格と人格で向き合うしかなくなります。

おだやかな関係のためには、ベクトルを「もの」に向かわせること。
人づきあいがうまくいかなくなる原因は、たいてい「人格的な衝突」だと著者は言います。

ですから、私は共通の趣味を持つ人とつながることにしました。
読書が好きな人、樺沢紫苑先生が好きな人、朝カフェが好きな人、散歩や運動が好きな人。

子育て広場にも通っています。
こちらは、ニュージーランド発祥の「子どもの遊びを見守る」というスローガンを掲げています。
その趣旨が「いいな」と思うママが集まっているので、居心地よく過ごせています。

②「気の合わない相手ともうまくつきあう」力

人には、好き嫌い、合う合わないが必ず存在します。
でも、それにいちいち反応したり、気に留めたりしていたら、トラブルのもとになります。
私は、自分と価値観の違う人に対して、最も大切にしていることがあります。
それは「否定やアドバイスをしない」ということ。
ただ、それだけです。

もし、自分の趣味や考えを批判されたらどうするか。
うまくかわす力が必要になります。
著書では「そういえば~」と会話をずらす。
または、ユーモアで返す。など紹介れています。

しかし、私は、それらは難しくてできません。
ただニコっと微笑んで、その後は真顔でスルー。
カチンときても、決して顔には出しません。

実は、社会を生きていくためには、気の合う友だちをつくるより、気の合わない人と上手くやっていく力の方が、重要なのです。


③「ひとりを楽しめる」力

著書は「孤独を怖れなくなることとは、自分を大切にすること」
「友だちとのつきあいも大事だけど、それ以上に自分のことも大事にしなきゃいけない」と述べています。

一緒にいて疲れてしまう人とは、ときに離れてもいいのです。
大切なのは「一緒にいて楽しくて、笑顔になれる、元気になれる存在かどうか」です。

友だちと離れているときは、自分は何が好きか、どんなことをしている時が心地よいか、じっくり向き合いましょう。
好きなものがわかると、ご機嫌で、穏やかな自分になれます。
そういった自分に、アップデートしていきましょう。

どなたかの参考になりますように。


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