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市民科学と在来知をキーワードに、あらゆることに寄り添って考える人/場として活動していま…

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市民科学と在来知をキーワードに、あらゆることに寄り添って考える人/場として活動しています。

最近の記事

対馬の漁村まち歩き(漁業編)

今年の8月、大学生高校生向けの2泊3日の実習を仕事でサポートしました。 対馬市豊玉市千尋藻(ちろも)という集落について、実習や対馬グローカル大学で学んだことを紹介します。 漁村 千尋藻 千尋藻は対馬の東海岸にある漁村です。対馬の中でも特に漁業で栄えた地域で、大きな船も沢山あります。イカ漁が盛んな頃には、100トン級の鉄船もあったそうです。 では、まずは、なぜここに大きな漁村があったのか?の紹介から 対馬の地理と生業 対馬は全島的に半農半漁の性格が強く、自給的な暮らし

    • 我が家のエコステーション

       7月19日に開催された海ごみシンポジウムに参加しました。対馬は、地理的な位置や特徴から、東シナ海の多くの海ごみが集まってきます。海ごみ関連のイベントや活動は多く行われていますが、”海ごみを拾う”から一歩前進するためのシンポジウムにしたかったのかなと思いました。  その中で注目だったのは鹿児島県大崎町のごみ分別のとりくみです。ごみ焼却場が無いため埋立エリアの延命のために、ごみ分別とリサイクルの取り組みに力をいれています。資源化率は全国平均で2割なのに対して。大崎町では8割を

      • つくもらぼ始めました

        こんにちは。代表の高田です。 沖縄生まれ、対馬育ちの会社です。雨模様で外仕事もなかなかできないので、会社の紹介をします。一人会社なので自己紹介に近いかもしれません。 私はこれまで市民科学の調査・研究を行ってきました。 スタート地点を振り返ってみると、生き物が好きで、物心ついたころから虫取り少年で鳥見好きの幼少期にさかのぼります。といっても、近所の公園で観察する程度でしたが。 成長するにつれ、環境破壊をはじめとする、人間と自然の問題に出会い、生物多様性の保全に関心を持つよ

      対馬の漁村まち歩き(漁業編)