瀬戸ツクルスクール 運営責任者

瀬戸ツクルスクール運営責任者の一尾茂疋(いちおしげひこ)です。 当校は2014年にスタ…

瀬戸ツクルスクール 運営責任者

瀬戸ツクルスクール運営責任者の一尾茂疋(いちおしげひこ)です。 当校は2014年にスタートした民間による授業料無料の全日制の小中学校です。現在は校舎もあり、50名近くの子どもたちが通っていますが、スタート時は4名で校舎もありませんでした。ここではこれまでの道のりを書いています。

最近の記事

2019年4月19日のこと・・・

今日ははじめて午前中に場所を借りた日。 ママーズ勉強会と合同ということでやることにした。 一応事前にそういう人たちが来るよ~とは伝えて見通しをつけておく。基本的にはある程度の事前通告はするようにしている。急に予定を変更すると、子どもたちから私の信頼貯金は減っていく。約束を地道に守っていくことが信頼関係の構築だと思っている。 瀬戸市駅につくと、すでにメンバーがいた。初の乗り換え。 「どうだった?」 と聞くと、ちょっと緊張したと言っていた。人によってそれぞれの緊張するこ

    • 2019年4月18日のこと・・・

      今日は2回目の図書館。どうやって導入しようかな~といろいろと考えた。なんのために本を読む必要があるのか、ということをどう説明しようかな、とか、みんな一斉にしたほうがいいのか、それとも学年別に説明したほうがいいのか、いろいろと。 改めて何のために本を読むのか考えると、ぐるぐる頭が回る。世の中本なんて読まなくても生きている人たちもいるし。思考を自由にするため?あるいは、より精査された情報に触れるため?ネットではいろんな情報が手に入るけど、その質は玉石混交。やはり本は出版されるま

      • 2019年4月17日のこと・・・

        今日は遠足の日、のはずだったけど、まさかの雨。尾張瀬戸についたときは小雨だった。 早速話し合い。「みんなどうする~?」 答えはいろいろ。「行きたい」という生徒がいなければ、そのままパルティで過ごしてもいいかと思ったけれど、一人「行きたい!」という生徒がいたので、行くことにしました。 そもそもの予定が行く予定だったので、それに準じた。意見としては少数だったが、元々ある予定を大事にするということで、基本を大事にしつつ、やはりやってみる、ということを大切にしつつ、そのようにし

        • 2019年4月16日のこと・・・

          今回の場所は2回目。まだ2回目だけれど、子どもたちはだいぶ慣れた感じ。 10時に駅に集合。今日は4人。 一人来る予定だったので、10分ほど待ったのちに出発。普段は置いていくので、一応待つ目安だけ伝える。 このあたりの一貫性というものは結構子どもには伝わる。こういうときはこうするし、こういう場合はこうするという説明はある程度したほうがいい。 時間が来たので出発。いつも通り歩いていく。ここでは特に今回は配慮はないかな。ただ、たわいもない話をしたりする。このちょっとした会話

          2019年4月15日のこと・・・

          午前中は、私が講座だったため、地域の方にスタッフとして入ってもらった。 感謝しかない。 何度もも入ってくれているので、基本的方向性も分かってくれている。先週一週間私がずっとついていたので、よい機会だったかもしれない。 12時過ぎに子どもたちが買い物から帰ってきた。 なにやら会計のつじつまが合わなかったらしいが、まぁとりあえずはOK.。 今はそこを強くいう場合ではない。ただ、今後の話し合いのときの、ひとつの具体事例として使える。 また買い物時に、お金が足りないという

          2019年4月15日のこと・・・

          2019年4月12日のこと・・・

          ぼちぼちファーム。 ツクルスクールをずっとやっていて、農業にはぜひ経験してもらいたいと思ってる。 つくることの基本だし、ここはズルがきかないし、手っ取り早いこともできない。まさに自然の法則。それはもう学べることは限りない。 特に思っているのが、イベント農業にならないということだ。日々のこつこつとした草むしりやマルチはがしなどの地味な作業を経験してもらうということが大事だと思っている。 そういう小さいことこそに大事があるのだと思っているから。 ということで、昨年までは

          2019年4月12日のこと・・・

          2019年4月11日のこと・・・

          初めての尾張瀬戸での活動。瀬戸市駅集合。参加者は3名。 やはり昨日のスケートはかなり疲れたのだろう。 疲れたときは休める、というのは大事だ。 今日は少人数。少人数だからこそできることをやろう。 風が強い。公共施設の中へ。 土日は自習という名を借りた子供たちのたまり場になっているが、平日は静かなもの。 簡単に朝の会。ハッピーサンキューナイス。 いつもパスをする子が今日は発表。 人数や環境が変わると、反応も変わる。 発表できないのではない。発表しないのだ。と改め

          2019年4月11日のこと・・・

          2019年4月10日のこと・・・

          2019年4月10日 今日は3日目。遠足の日。集合場所はいつもと同じ。スクールが始まって体験以来初めて参加するメンバーも。 10時ごろ集合。相変わらず時間にアバウトな感じがいい。時間に縛られないと、こんなにも気持ちに余裕がでるんだと思う。 1名遅れるという連絡。でも先についた子どもたちは早く行きたくて仕方がない。「先に行こう!」という生徒も。「昨日、僕らも置いていかれたじゃん!」とw 確かに!「おぉ本当だね~。確かにね~。違いがあるとすれば、あのとき私から5分前と11時

          2019年4月10日のこと・・・

          2019年4月9日のこと・・・

          2019年4月9日 今日は図書館からツクルスクールの日。 瀬戸市駅に集合。友達同士や親戚同士で通学している生徒たちなので、その点電車でも安心。 2日目だけれど、前日いたメンバーが2名お休み。そして、月曜日来ていなかった生徒が今日は参加。普通の学校だと考えられないかもしれないが、そのあたりはツクルは普通の風景。結構これも大事だと思っている。2つ理由はある。 1・自己判断のトレーニング 行きたいときは行き、行きたくないときは行かない。そう言えて、しかも行動がとれるということ

          2019年4月8日の振り返り

          2019年4月8日 自主学校瀬戸ツクルスクールのセカンドジェネレーションスタート。初日は9名でスタート。男女、小1~小5。 あ、そうか。初日だから入学式か、と思ったが、特に準備もしていなかったので、そのままスタート。 10時に駅に集合。 私が電車で着くと、数名の保護者とともに、メンバーも。これもなかなか新鮮な気がした。 保護者同士が立ち話で談笑する。おそらくこうやって保護者同士が知り合うだけでもいろんなトラブルを回避することができると思った。 ただ、やはり学校は人数

          2019年 瀬戸ツクルスクール6年目スタート

          【セカンドジェネレーション】 自主学校瀬戸ツクルスクールは2014年4月にスタートした。 ファーストジェネレーションとなるメンバーは5~10名。平均5名。最後のほうは3名程度。 瀬戸市在住の方がダンススタジオとして使っていたところを無料で貸していただき、スタートした。 様々な取り組みをしましたが、コアとなっていたのは、「昼食づくり」と「クラス会議」。 それを軸にゆるく5年間。引っ越ししたり、元の場所に戻ったり、初期メンバーがほぼ卒業したのと、5年という一区切りもあり、

          2019年 瀬戸ツクルスクール6年目スタート

          学校づくりで考えたこと 5

          学校づくりはライフスタイルづくりであり、文化づくりでもある 自主学校瀬戸ツクルスクールのできることについていろいろと書いてきましたが、最後は、 ライフスタイルの提案 なんだかこうやって書くと、ちょっと違うニュアンスがするな~ どちらかというと、 「ライフスタイルの形成」なのかもしれない。 いずれにせよ、今までとは違ったライフスタイルが身につくのではないかと思っています。 今までのライフスタイルは、ざっくりいうと、 「ないよりはあったほうがいい」 お金もないよりはあ

          学校づくりで考えたこと 5

          学校づくりで考えたこと 4

          1:個人の幸せづくり 2:子育て支援 3:学校支援、支援 4:地域課題解決 5:ライフスタイル、キャリア 少なくともこの5項目はあると考えた。 今回は、その4 地域課題解決 地域課題地域の課題はそれぞれある。 瀬戸市の課題は、少子高齢化(地域差あり)、社会福祉環境の構築、地域コミュニティーの維持、移動インフラ、財政などなど。 このなかで貢献できるところはいくつかあると思っている。 「少子」 解決策としては、少子の逆ということで、単純に出生率を上げるという

          学校づくりで考えたこと 4

          学校づくりで考えたこと 3

          2019年から新たなスタートを切るわけだが、スタートして2年たった2015年に、自分なりに「学校づくり」にはどんな要素があるのだろう、と考えた時期があった。 1:個人の幸せづくり 2:子育て支援 3:学校支援、支援 4:地域課題解決 5:ライフスタイル、キャリア、文化 少なくともこの5項目はあると考えた。 今回は、その3 学校支援、先生支援 学校づくりは協力関係づくり(学校支援)自主学校瀬戸ツクルスクールのような学校があることで、よりより協力関係を、学校と保護

          学校づくりで考えたこと 3

          学校づくりで考えたこと2

          2019年から新たなスタートを切るわけだが、スタートして2年たった2015年に、自分なりに「学校づくり」にはどんな要素があるのだろう、と考えた時期があった。 1:個人の幸せづくり 2:子育て支援 3:先生支援、学校支援 4:地域課題解決 5:ライフスタイル、キャリア 6:文化 少なくともこの6項目はあると考えた。 今回は、その2の子育て支援の記事を。 前回は、今、不満を持ちながら学校にいっている小中学生が、「自分は決めることができる」そして「自分は自分の人生

          学校づくりで考えたこと2

          学校づくりで考えたこと

          2019年から新たなスタートを切るわけだが、スタートして2年たった2015年に、自分なりに「学校づくり」にはどんな要素があるのだろう、と考えた時期があった。 1:個人の幸せづくり 2:子育て支援 3:先生支援、学校支援 4:地域課題解決 5:ライフスタイル、キャリア 6:文化 少なくともこの6項目はあると考えた。 今回は、その1の個人の幸せづくりの記事を。 学校づくりは幸せづくり2014年4月 自主学校 瀬戸ツクルスクールを開校した。 準備スタートが201