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ATA TAK

前回の投稿の最後

https://note.com/tsumatozatsuon/n/n7674cc2a432c

空腹に負けて投げ出してしまいましたが、
お恥ずかしながら帰って参りました。
以後無いように気をつけますので、今後とも【妻と雑音】を何卒宜しくお願い申しあげます。

勿論冗談です。
空腹で投げ出し訳ではなく、ATA TAKに関しては重要な内容だったので分けて投稿したかっただけです。

Der Plan(バンド)が主催するATA TAK(レーベル)については同時に語るにはどうしても尺がかかり過ぎます。
例えるなら有頂天(ケラリール・サンドロヴィッチのバンド)のナゴムレコード(ケラリール・サンドロヴィッチのレーベル)のような。
小さなインディーレーベルでありながら一つの文化と捉えられる程に重要な存在なのです。
ケラリール・サンドロヴィッチってなんなん?
ケラでええよね。

Der Planのメンバーである フランク・フェンスターマッハーとモーリッツ・ライヒェルトはデュッセルドルフに「art attack(芸術に挑戦)」と言うアートギャラリーを運営していました。
そのギャラリーの名前はHeart Attack(心臓発作)を捩ってつけられたものでしたが、二人はあまり満足していなかったそう。
ある日、ギャラリーの前に立っていた幼い子供が看板を指差して舌足らずに『アタタック!』と読むところに出くわし、響きが気に入った彼らは自らのレーベル名にその名前を付けました。
そんな愛らしい逸話を持つATA TAKはその名前の通り子供染みたユーモアで溢れるキッチュな音楽を提唱し、国内外の個性豊かなアーティストの作品を今尚リリースし続けるNDWを代表するインディレーベルです。

ノイバウテンやDAFはノイズ(?)という括りで既に聴いていましたが、NDWというジャンルを知ってから初めて手を出したのがDer Planの「geri reig」とDie Kruppsの「stahlwerksynfonie」。
そして、僕が先にのめり込んだのがDer Planの方でした。

ユーモアは僕にとって必要不可欠な要素であり、生き物の中で一番知性に優れた人間にしか出来ない高等な遊びだと考えています。
音楽にだってそれを求めてしまう。

実を言うとATA TAKについてだらだら書きたかった訳ではありません。
でも、1000文字超えちゃったので本題は次に回します。

次回は永遠のとっつぁん坊や ANDREAS DORAUSの作品についてだらだら書きます。

嗚呼、TOTTSUAN 坊や か。
SOBも書きたくなってきたな。


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