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レトロリロン 2024年2月12日(月祝) 渋谷QUATTRO "2nd EP「ロンリーパラドックス」Release One-man Tour 2024"

とうとうレトロリロン、ワンマンツアー始まりました!
2024/02/22現在、まだツアー中なので内容を知りたくない方は見ないでくださいね〜。
セトリとかバンバン書いちゃうので。

話ズレちゃうけど、セトリバレ嫌う文化っていつからなんでしょう?
私が学生の時は、ツアー中でも音楽雑誌にセトリも演出も詳細に書かれていて、それを読みながら我が町にやってくるのを楽しみに待ってました。
なので、先にセトリを知らされても私はノーダメージです。

この日の会場、渋谷のQUATTROはステージが低めです。両端に段差があるので、整番が悪くて前方に行けない場合はそっちに行った方が良く見えます。

後、信じられないくらい、ぶっとい柱があります。
こんなもんフロアの前方にあったらホントに迷惑。
QUATTROの雰囲気は好きなんですけど、この柱の存在がツラい。

この日はソールドしてないはずだけど、会場には入りきれないほどのパンパンのお客さん。
もしかしたら当日でソールドしたのかも。
すごい熱気。

そして、いつもの劇場で流れてきそうなレトロなS.Eとは違う、水の音から始まるS.Eにのって登場する4人。
もうすでに会場は大盛り上がり。
レトロリロンは段々客層が若くなっていきますね、10代の子が増えたかも。
元気でノリが良くて最高。
私も負けない。

1曲目は『ヘッドライナー』
沼くんのベースから始まるイントロに沸き上がる会場。段を上がったステージを見渡せるいい場所に来れたので、前の人の頭に邪魔されずストレスがない。
ステージに没頭できます。

続く『DND』
これはmiriちゃんがホーンアレンジしたアップテンポな楽曲。
「え!もうここでDND!?」
この曲は歌う涼音君はもちろん、観客も体力を消耗します。
うん、やっぱり2曲目で正解かも。
会場がより一体化していくのを肌で感じ、
「レトロリロン サイコーーーー!!!」
と叫んでいると、続く曲は『Don't Stop』
飛ばしまくります。

今のレトロリロンの勢いを現したかのようなセトリ。
ものすごくいい!

『それでも生きていたい』ではまるでギターフレーズを弾くような沼君のベースがめちゃくちゃカッコよかった。
今回『Life』はインストゥルメンタルでした。
涼音君体調不良の配信ライブで3人が演奏したインストがとても 好評だっので、涼音君の喉を休ませるためにも今回セトリに組み入れたんでしょうか。
弾むmiriちゃんのキーボードが歌っているようでした。

『独歩』では足音のS.Eから始まりmiriちゃんがそのテンポに合わせてキーボードを弾いていたのですが、オシャレ~。
おしゃべりしてる時のmiriちゃんはホワホワして、たまに言葉のナイフで人を刺す面白い女の子なのですが、鍵盤と向かい合ってるmiriちゃんはシャーマンです。
その凛々しい姿に惚れてしまいます。
この『独歩』3/3拍子ではなく3/4拍子なんだと配信ライブで涼音君が言ってました。
打ち込みすると拍が合わなくて「?」と疑問に思うんですが、聴くだけだと全く3/3拍子との違いが分からない。
こういうの聴き分けるポイントってあるんですか?
歌詞のカタカナも拍に合わせて仕掛けがあるらしいのですが、いまだに分かっていません。
どこまでもオシャレで考え抜かれた奥深い曲です。
涼音君は聞いてもきっと教えてくれないので、たぶん永遠に謎のままです。

『たださよなら、命燃え尽きるまで』
この曲はライブで初めて聴けました。
カッコイイ!
今回はホーンのサポートがいなかったのが非常に残念。
『DND』も『たださよなら~』も絶対にいつか生のホーン隊入れたライブがみたい!

ライブの終盤、いつもなら『深夜6時』から『ひとつ』なんですが、この日は間に『TOMODACHI』が入りました。
涼音君がとても思い入れのある曲で、レコーディングの時も泣いてしまったと言ってましたが、この日のライブでも泣いていました。

明るい曲調なので一聴しただけでは気づかないのですが、何度も聴くと歌詞に共感する部分がたくさんあります。

”心の中でさ 悪い虫ばかり育てて 結局今日もまた君を愛せないみたい
あいつらの中でさ 悪い僕ばかり生まれて 結局この場所じゃ 僕は愛されないみたい"

誰にだってあるんですよ、大なり小なりこう感じる事。
相手に聞けばいいのに聞けなくて、妄想の中でどんどん負の感情が大きくなる。
結果誰かを傷つける言葉を投げてしまう。

"一度も忘れた事はなかったな 間違ってきた言葉たちを今もまだ抱えている"

あの時なんでこんな事言っちゃったんだぁぁって反省の連続。
結局何も言わないのが正解なの?
でもそれじゃ本心伝わらない、でも言葉のチョイスが難しい。
今目の前にいる相手を本気で思うあまり傷つけちゃう事いっぱいありました。

今いちど歌詞をじっくり見て思ったのですが涼音君・・・。
これってメンバーへのラブレターですよね??

”ねえ もっと僕ら互いを見て心の距離が離れる前に
ねえ 今夜くらいは目を開けて 愛を伝えさせてよ”

絶対そうですよね?
だから感極まっちゃって泣いちゃうのかな。
私がレトロリロン大好きな理由は、勿論楽曲の素晴らしさが第一にあるのですが、4人の空気感がとても好きなんですよね。

涼音君、メンバーのことをビジネスパートナーと言ってましたが、家族とも友達とも仲間とも違う4人の関係、でもそんなのラベリングする必要はなくて、でもそれを歌で伝えたい。
だから『ともだち』ではなくて『TOMODACHI』とアルファベット表記なのかなと考察してみたり。

ラジオでアルファベット表記について語っていたけど、それは対外的な事でほんとはメンバーへの愛のメッセージですよね、涼音君。

最後は『夢を見る』でライブは終わりました。

本編ラストのMCで
「頑張ったら何かが変わった。
頑張ったけど何も変わらなかったっていう人は、
傷ついちゃう人がいるかもしれないけど、

頑張ってないよ。

頑張れば必ず何かが変わるはずなんだよ。」

この言葉にものすごく刺された。

結局私は言ってるだけで自己満足してるってある人から言われて、ここ数ヶ月ものすごく仕事のことで悩んでた。
悩んでてもどうしようもない事であがくんだけど、やり方を間違えてしまって取り返しがつかなくなって八方ふさがり。

ベースの沼君が配信で
「悩んでる事も前に進んでる証」みたいな事を言ってて、
そっか、私前に進めてるのかなって思った。
人に傷つけられる言葉を言われる事が最近多かったから、とっても素敵な言葉を聞けて嬉しかったな。

そういえばラジオで涼音君が
「沼は俺の言葉を自分の言葉として言っちゃう癖がある」って言ってたけど、これは沼君の言葉だよね・・・?
すごく私の中で大切な言葉なんで、是非沼君の言葉であってほしいです(笑)

レトロリロンの考え抜かれた歌詞と曲、演奏技術、人柄、どれをとっても最高です。
ライブの煽りもうまくてめちゃくちゃ盛り上がるし、フェスにもたくさん出演予定があるのでまたまた大きくなるんだろうな!

物販で話せなくなるの寂しいなーというお客さん多いけど、レトロリロンはラジオ出演や配信をたくさんしてくれているので寂しくはないかな。
きっと4人はずっと物販で話したお客さんの事覚えていてくれるだろうし。

それよりもチケットが取れなくなる問題の方が切実。
だから取れるうちにいっぱい行っておこう。

毎回のことながら、大量の直筆サインをワンマンで用意してくれるの本当に嬉しい!
お客さんを大切にするその気持ちが伝わって、私もレトロリロンの音楽を大切にしようと思えます。ありがとう〜。

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