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SYNCRONICITY'24 2024年4月14日(日)2日目

SYNCRONICITY2日目です。

1日目の感想はこちら⬇

2日目に観たアーティストはコチラ⬇


❶Name the Night


最初はO-EASTのtoconomaからと決めてたのですが、SPECIAL OTHERSのメンバーの方が体調不良と言う事で、急遽17時からのステージもtoconomaに。なのでPOLYPLUSの前の出番のName the Nightという鎌倉拠点の3人組のバンドを見ることにしました。

MCで、昨年の1月に結成したばかりと言っていたのに、もうSYNCRONICITYに出られるんですね。
バンド自体は新しくても個々でキャリアが相当あるんだろうなというこ慣れたステージでした。
麦ノ秋音楽祭にも出演と言っていたので、やはり相当なキャリアがあるに違いない。
と調べてみたらドラムの方がアジカンのメンバーでした。バンドに疎い私でも勿論名前は知ってます、曲は知らないけど。

ボーカルの方も、シンセ兼トロンボーンという珍しい組み合わせの方もやはりキャリアがある。
何より45歳という年齢に驚きを隠せない。
シンセの方どう見ても20代だったんですが?
ボーカルの方もいってて35歳くらいだったんですが??
若いとかそういう次元で生きてる人達じゃなかった。
精力的に活動されていると老けないんですね。
私も諦めないで夢を追っていこう。
センスのいい音楽にお客さん心地よさそうに身体を揺らしていました。

❷POLYPLUS

見たいなと思いながら、他のライブと重なってなかなか行けなかったPOLYPLUS。
私の「見たい」はほんとに「見たい」やつです。
よくSNSでいつか行ってみた~いとか、行きもしないくせに書いてる人見かけるけど、私の「見たい」はほんとに「見たい」やつです。(大事なので2度言った)

POLYPLUSはやたらと皆がインストバンド好きなら絶対に聴けと言われたバンドNo.1。
曲は聴くけどメンバーの事はあまり調べないんですよね。なのでメルテンさんがPOLYPLUSの人だって事も数週間前まで知らなかったし、横田誓哉さんがドラムのサポートをしているって事もライブ中に気づいたくらい。

横田誓哉さんは友達が大ファンなので知っていました。
お顔がとっても美しい…ドラムが最高とか言っていたけど、多分、いや絶対顔ファンなんだと思う。

途中サックスの人が引っ込んじゃったので何事かと思ったのですが、どうやらサックスがバラバラに壊れてしまい、次の出番のJABBERLOOPのサックスの人から借りたらしいです。
今まで20年やってそんな事は初めてとSNSに書いてたけど、ほんと見事にバラバラでした。

撮影禁止だったのですが、急遽1曲だけOKが出たので撮影。大盛り上がりでココはホントにあの大人しいニホンジンが住むニホンという国なのですか?と自問自答するくらいの盛り上がり。

動画でも伝わってはくると思うんですけど、現場は動画では伝わりきらない音楽で満たされた空間でした。

語彙力豊かに感想なんて述べれません。
「やっばかった」です。

❸JABBERLOOP


知らないバンドだったんですが、POLYPLUSのサックスの辻さんが、この後もキーボードのメルテンさんとベースのYUKIさんが出演するとMCで言っていたので、そのままAsiaに残ることにしました。
お二人の所属するバンドだったんですね。ちゃんと調べないとダメだ、見逃すところだった。

かわいいxiangyuちゃんがオーディションに勝ち抜いてO-EASTの2ndステージに出るので見たかったのですが、絶対JABBERLOOP見たいマインドになってしまいました。
xiangyuちゃんのステージは見た事あるし今回はあきらめました。あきらめたアーティストはたっくさんいるので、1度も見たことないを優先してましたが、改めてSYNCRONICITYえげつない。
こんなに見たいアーティストさん達ぶっ込んでこないで。
去年それでSYNCRONICITY諦めたんだから。

JABBERLOOPが音出し初めたドラムの音にハッとしました。見ると4Acesの現輝君!
え?え?現輝君はJABBERLOOPの人なの?とスマホで慌てて検索。
メンバーではなくサポートの人らしい。
SNSのプロフィールにもJABBERLOOPとちゃんと書いてた。ほら、ちゃんと見ないと、調べないと。

それにしても良くドラムの音に知ってる!って反応できたなぁ私。
友達が「脳って見た事聞いた事ちゃんと丸々覚えて記憶してるんだって。ただそれを引き出す能力がないだけらしいよ」と言っていたのを思い出しました。
私の脳はちゃんと覚えていて、それが今引き出されたのかな。毎回ちゃんと引き出して欲しい。
そしたら私音楽がもっともっと好きになったのに。

JABBERLOOPは現輝君を除いた、メルテンさんYUKIさんサックスDAISUKEさん、トランペットMAKOTOさんの4人。

 プロ!!!!

今までの、技術、経験、練習全てが詰め込まれたプロ。
余裕がありながらも全力で挑んでくる、でもそこまで全てを見せてない、俺たちまだまだこっからだぜ、というのが演奏を通して伝わってくる。

これは若者には絶対出せない。
でもそこに若い現輝君がドラムを叩いているのがとてつもなくいいなと思ってしまった。
現輝君はMELRAWさんにいつも無茶振りされて、それに応えてきた百戦錬磨の腕の持ち主。実力は確か。

ホントに素晴らしかった。
JABBERLOOPを知れてよかった。


❹toconoma

いいバンドとは知ってましたし、この方達もまたバンドマンさんの間で話題で何度か名前を耳にしてました。
ただチケット買って見ようというところまで行かなかったのでフェスで見る事ができて良かった。

あー、これは音源よりもライブで聴くタイプのバンド。
そしていつの間にか体揺れて心地よく聴いてる。
去年インストバンドのWorld Maps見たのですが、それにちょっと似ているかも。
ジャンルレスなので誰でも1曲は自分にハマる曲がありそう。
なるほど、これがtoconomaか…素晴らしい。

❺fox capture planトークライブ


foxのライブは勿論マイタイテに入ってます。
POLYPLUS、JABBERLOOPに続いてfoxにもメルテンさんがいるので、こうなったら4ステージ制覇してやろうという思いでチラッと、ホントに一瞬拝聴しに行きました。
途中からだったので何にそんなトークが盛り上がってるのか分かりませんでしたが、とにかく盛り上がってました。
オーディーで後から聞いたけど終始盛り上がってたのはメルテンさんのキャラクター故なんですね。
あんなに皆に愛される個性をお持ちだとは存じませんで楽しいトークライブでした。

❻a子

ここからO-WESTの住人。Veatsのパソコン音楽クラブに未練があったのですが、ヘルニアの症状が若干出だして遠いエリアに行きたくない気持ちが勝ってしまった。

「あたしの全部を愛せない」だけは知ってるa子。
バンドというよりアイドルみたいな雰囲気の女の子。

近くの大学生くらいの男の子が言ってましたがバンド向きの声じゃないね、に共感。
悪くはないけど音源を超えて伝わるものがなかった。

❼fox capture plan


先日ドラマーの井上司さんのワンマンライブに行って、その世界の一端を堪能しました。
司さんのドラムはやっぱり凄い、ライブ後半になると腕が若干下がってきてるなってドラマーさん多いけど司さんは最初から最後まで良く上がってる。
ホントに指揮棒を振ってるかのようプレイスタイルに心が躍る。
ドラムの事どころか音楽は好きなだけで何も分かってないですが、そんなど素人でも「すごい!」と唸る腕前の持ち主。
そこに天才とよく言われるメルテンさん(トークライブで自分で言ってた)に川井憲次を叔父にもつベースの川井さん。
凄い3人が集まったものだな。

ま、私はそんな凄い3人を最近まで知らなかったんですけどね!

興味を持ったアーティストを後で辿るのもフェスの醍醐味。
この日は前日まで考えていたタイテと全く違う回り方をしましたが、冒険した自分を褒めまくりたい。
新しいアーティスト、新しい音楽に触れる事ができました。

❽Omoinotake


ようやくSYNCRONICITYで会えたね!!
そんな気持ち。
SYNCRONICITY私も初参加なんですけど、なんかラインナップが馴染みすぎて、前から参加してたかのように錯覚するフェス。

Omoinotakeを最前で見るのはいつ以来だろ。1年振りくらいかな。
最前に入れなかった時や、ヘルニアが辛くなった時のために指定券を買っておいたけど無駄になりました。

-サウンドチェック
So Far So Good
-本編
彼方SE
1.彼方
2.幸せ
3.心音
4.空蝉
5.アクトレス
6.渦幕
7.モラトリアム
8.EVERBLUE
9.トロイメライ
10.幾億光年
-アンコール
11.トニカ

フェスに寄せたセトリなら『EVERBLUE』から始まると思っていたのですが『彼方』から。
大好きな曲なので嬉しい裏切り(別に裏切ってはいない)

『Oneday』が入ってくるかなと予想してたのですが入ってなかったし、『モラトリアム』からの『EVERBLUE』。
後半に入れてくるなら『Bye My Side』からの『EVERBLUE』の繋ぎが神がかっているのでその順番で聴きたかった。
『アクトレス』を入れてくるのか、ワンマンみたいなセトリ。
初めてOmoinotakeを観るお客さんをガッチリ掴むように練られたセトリが多いのに、この日のセトリは『幾億光年』で知った方へ向けたセトリのような気がしました。

Omoinotakeは積極的に撮影OKの機会を作っていたのに、何故だかこの日は撮影NGというのも引っかかる。

『幾億光年』って自分が思っている以上に大ヒットしてるのかもしれない。
あまりTVも見ないし、最近はSNSに自分は投稿するけど、他人様の投稿はあまり見なくなった。見るのは公式のお知らせくらい。

『幾億光年』が髭男に似てるってあまりに書かれていたのでSNSを見るのはやめました。

実は私も似てると少し思っていた。でもこの曲でOmoinotakeを知った人が言う「似てる」と私の「似てる」は意味が違う。
似せてしまう事にどれだけの背景と覚悟があったのだろうかと色々考えてしまう。

今、再生回数が何回、チャートが何位と騒いでいる以前からのファンの人達のお祭り騒ぎ…というかOmoinotakeに対する執着。
「私達は前から応援してるんだよ」というマウントとりにも感じられる。

私のOmoinotakeの曲が好きだという気持ちにノイズがかかる。
私は私の「好き」を守りたい。

こんな事考えるなんて私もOmoinotakeに執着している一人なんだろうな。
もっと気楽に楽しくOmoinotakeを好きでいたい。

最後ちょっとセンチメンタルな気持ちになってしまったけれど、こうして楽し過ぎたSYNCRONICITY2日間が終了しました。

2日目はメルテンさん祭りでした。
SYNCRONICITYは面白いフェス。他のサーキットフェスとは全く違う毛色とクオリティの高さ。
スタッフさんはほとんどがボランティアだと思うんですけど、皆さん対応がとても丁寧でした。
自分から考えて動いているスタッフさんばかり。
報酬を得る以上の経験がこのフェスで得られるんでしょうね。

来年はどんなアーティストさん達に会えるのかな。

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