斎藤 彰裕@捻れを整えまっすぐな身体に

はじめまして。斎藤彰裕(さいとうあきひろ)です。捻れがなく重力をしっかり活用できる身体…

斎藤 彰裕@捻れを整えまっすぐな身体に

はじめまして。斎藤彰裕(さいとうあきひろ)です。捻れがなく重力をしっかり活用できる身体が、美しくあり健康だと確信しています。捻れを整えることで自身のあり方が変わるをテーマに考え方や整え方など記録しています。

最近の記事

ちぎりパンベビーはいいの?

こんにちは。斎藤彰裕です。 Instagramにて「ちぎりパンベビー」というタグがあったので、今思うことを書いてみます。結論から言うと身体のねじれなので悪いです。 胎児の時の母体内での緊張や出産後の緊張等が原因で身体はねじれます。ここで注目して欲しいのは 置いたら泣く 眠りが浅い 夜寝ない 落ち着かない 首が座らない ハイハイしない等 身体のねじれは様々な要因になっているということです。腕や手首がねじれてるとするとその中心である体幹はもっとねじれてます。まるで

    • 小児の骨折での大切な視点

      子どもはよく遊んだり動いたりするので、骨折も起こり得る怪我になります。 今回来て頂いた子どもも遊んでる中で落ちて、手をついて受傷とのことでした。その後の対応も良く、受傷後はすぐに冷やし病院に行き骨折と判明し無事手術も終了でした。 ここまででも骨折の対応としては十分ですが、より良いその後を考えると大切な視点があります。それは骨折は捻挫ということと身体全体を観ることです。 骨はいきなり折れません。手をついた力は皮膚をねじり、靭帯や筋肉をねじります。ここまでで終われば靭帯損傷

      • 科学を考える

        元々科学という言葉は様々な学問という意味で使われていましたが、scienceという英語を訳す時に様々な学問のことだろうと科学が当てられたと記憶してます。だから日本語での科学の本質は様々な学問であり、分ける科学つまり細分化していくということだと捉えています。 実際に現代医学の分野はまさしく分科学であり、例えば内科、外科、耳鼻科など分科されてます。系統だって細かくみていき原因を突き止めるのが目的です。 道具の発展もあり、細菌やウイルスが発見されペニシリンなどそれに応じた薬が作ら

        • 親と子の関係はまず人と人の関係から

          親子というのは子どもが成人して、いい大人になっても親子です。就職や結婚など、自身の様々なステージによっても関係は変わるとおもいます。そんな中で友人の話を聞いてふと思ったことを書いてみます。 「親を親とも思ってないのか」 離れる子どもに対して親がもしくは周囲がそんな声をあげることを聞いたりします。 それぞれの親子で様々な理由があり、良い悪いはその親子での関係なのでわかりません。 ただ、それはよかったねと言えることがあります。子どもとして親を親としてみてたけど、まず人として

          1歳3ヶ月でも立てない歩けない子どものセッション

          こんにちは。齋藤彰裕です。 先日うちの孫を診てほしいと、お世話になっている方から連絡があり診にいきました。 あまり詳しいことは聞かずにいったのですが、ついてみると歯も何本か生えてきている1歳を越えたお子さんがいらっしゃいました。 両親にお話を聞いてみると、生まれたときに左脚が湾曲した状態で生まれてきたらしく、医者には問題ないといわれたとのこと。実際足も一見普通に伸びてるように見えます。 ただ、生まれてからずっと便秘で、1歳を越えてもまだ立つこともできないし、歩くこともで

          1歳3ヶ月でも立てない歩けない子どものセッション

          相手を尊重することとは

          こんにちは。斎藤彰裕です。 私は人の身体に触れてより良くしていく仕事をしています。触れる感覚を学び、仕事を続けていて腑に落ちてきたことは、相手を尊重することについてです。相手を尊重することは、相手を大切にするということとは少し違うと考えてます。 では尊重することはどういうことか。 それは相手を邪魔しないことです。 例えば身体について、整体やマッサージなどでも身体を邪魔しようとして触れてる人はいないとおもいます。ただ、 「この人を良くしよう」とか 「ここをもっとこうしよう

          頭の冷やし方。冷えるシートや冷凍ゲルで冷やすのは効果があるのか。

          こんにちは。斎藤彰裕です。 病気などで熱が高くなった時、頭を冷やすことが多くあります。また夏や梅雨の時期では、熱中症の症状やその予防に冷やすこともあります。ただその時に冷やす手段として、冷えるシートや保冷剤、冷凍ゲルの枕などを選択されることが多いとおもいます。しかし、それは本当に熱を安全に下げ、効果があるのかといえば私は疑問符がつきます。 そこで私がクライアントに推奨する方法を、何故かという理由とともに書いていこうとおもいます。 頭を冷やす本当の理由そもそも何故頭を冷やす

          頭の冷やし方。冷えるシートや冷凍ゲルで冷やすのは効果があるのか。

          治療家が魔術師になった理由

          こんにちは。齋藤彰裕です。 今私はサロンを経営していて、そこではねじれを整えていくことで、人の身体の本来の機能を再現する仕事をしています。整体ですか?と聞かれますが、整体やカイロなどの治療でもなく、マッサージなどのリラクゼーションでもありません。 人を治療する資格を取りましたが、今は治療家ではなく魔術師として生きています。そんな理由を綴ってみました。 資格を取得後、優れた治療家になろうと努力していた頃、私は様々なセミナーに通い、他の医療職種の勉強会にも参加して技術や知識を

          治療家が魔術師になった理由

          交通事故の衝撃と後遺症の関係

          こんにちは。斎藤彰裕です。 身体は本来機能的で美しいもの。身体がより良くなることで、その方の周囲の人々や地域まで元気になっていくことを体現する身体の調律師です。 「首が数年前から回らなくて便秘気味です」 そんな方の身体を視て違和感を感じ、何か大きなケガがなかったか聞いてみると、交通事故にあったことがあるということでした。 例えば、追突事故で受ける衝撃(エネルギー)は1tの普通車に30kmで当てられたら約34000Jです。まあ数字からしても身体で止めきれるものではないなと

          交通事故の衝撃と後遺症の関係

          私にとっての発達と障害

          こんにちは。斎藤彰裕です。 身体は本来機能的で美しいもの。身体がより良くなることで、その方の周囲の人々や地域まで元気になっていくことを体現する身体の調律師です。 動物は生まれるまでは縮んだ状態で、生まれた後伸びていくものだと考えています。四足動物が出産後伸びて立ち上がっていくのを見ているとそう確信します。しかし、人の場合多くが縮んだままねじれて育っていきます。例えば丸くする抱っこ、その授乳、その離乳食のあげ方などなど。 ねじれた身体で育っていくことは、間違った身体プログ

          【太ももの前が太くなる、張ってしまう理由。そのチェックと改善方法】

          こんにちは。斎藤彰裕です。 身体は本来機能的で美しいもの。身体がより良くなることで、その方の周囲の人々や地域まで元気になっていくことを体現する身体の調律師です。 太ももの前が張る、太くなるという質問をよく受けます。それはスポーツ選手やOLさんなど職種等関係なくです。何故太くなるのでしょうか。 太ももの前の筋肉は身体が前にいかないように止める筋肉です。前にバランスを崩したときにまず働く筋肉であり、倒れないよう止めてくれます。 太ももの前が太くなるということは、身体が前にい

          【太ももの前が太くなる、張ってしまう理由。そのチェックと改善方法】

          セッションによる筋肉痛といわゆるもみ返しとの違いについて

          こんにちは。斎藤彰裕です。 身体は本来機能的で美しいもの。身体がより良くなることで、その方の周囲や地域まで元気になっていくを体現する身体の調律師です。 セッションを初めて受けた次の日以降、筋肉痛になったと連絡をいただく方がいます。 決まっていうのは「おめでとうございます」という言葉。触れてるくらいなのにどうしてとよく聞かれます。 まず身体がねじれていると筋肉はよじれてるので、うまく収縮できない状態です。ねじれがとれることで本来の筋肉の収縮が発揮されます。 特に小さい筋肉

          セッションによる筋肉痛といわゆるもみ返しとの違いについて

          尻もちと足首捻挫にかかる力を数字にしたら凄いことになった

          こんにちは。斎藤彰裕です。 身体は本来機能的で美しいもの。身体がより良くなることで、その方の周囲や地域まで元気になっていくを体現する身体の調律師です。 最近尻もちや足首の捻挫などよく診ます。 放っておくと痛みが続いたりその後歩き方が変わったりなど、障害を残すことがよくあります。ただ、ケガをした本人や周りは、「まあ大丈夫だろう」と思う傾向が強いみたいです。 では、足やお尻にどれくらいの力が及ぶのかを運動量という力で考えてみました。 例えば、時速43kmで投げた5kgのボー

          尻もちと足首捻挫にかかる力を数字にしたら凄いことになった

          身体にはベストよりベターな選択を求めると

          こんにちは。斎藤彰裕です。 身体は本来機能的で美しいもの。身体がより良くなり元気な人がより元気になり、その周囲や地域まで元気になっていくを体現する整復師です。 私はセッションや講座などで「ベターな選択」という言葉をよく使います。 訳すと比較的良い選択というニュアンスになるのでしょうが、私的には「よりいい選択なんじゃない」といった軽い感じです。 身体にとってよりいい選択はどういったものか それは1点でも加算つまりプラスになるものです。1点って思うかもしれませんが、学校の

          身体にはベストよりベターな選択を求めると

          5ヶ月の赤ちゃんがぐずってしまう理由について。足元への認識とは。

          こんにちは。斎藤彰裕です。 身体は本来機能的で美しいもの。身体がより良くなり元気な人がより元気になり、その周囲や地域まで元気になるを体現する整復師です。 妊娠を望む女性、妊婦、出産後の女性、新生児や乳児、小児と様々な世代の子どもも診させていただいてます。 今回は生まれて5ヶ月の乳児を診させていただいたケースです。お母さんから下に置くとすぐ泣いてしまい、よく抱っこをしています。あと他の子と比べても足をつかんだり、舐めたりなどもあまりしないので大丈夫なのかというご相談を受け

          5ヶ月の赤ちゃんがぐずってしまう理由について。足元への認識とは。

          科学では推し量れない身体の本質

          こんにちは。斎藤彰裕です。 身体は本来機能的で美しいもの。身体をより良くして元気な人がより元気になり、その周囲や地域まで元気になる。を体現する整復師です。 元々科学という言葉は様々な学問という意味で使われていましたが、scienceを訳す時に様々な学問のことだろうと科学が当てられたと記憶してます。だから日本語での科学の本質は様々な学問であり、分ける科学つまり細分化していくということだと捉えています。 実際に現代医学の分野はまさしく分科学であり、例えば内科、外科、耳鼻科な

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