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私にとっての発達と障害

こんにちは。斎藤彰裕です。

身体は本来機能的で美しいもの。身体がより良くなることで、その方の周囲の人々や地域まで元気になっていくことを体現する身体の調律師です。

動物は生まれるまでは縮んだ状態で、生まれた後伸びていくものだと考えています。四足動物が出産後伸びて立ち上がっていくのを見ているとそう確信します。しかし、人の場合多くが縮んだままねじれて育っていきます。例えば丸くする抱っこ、その授乳、その離乳食のあげ方などなど。

ねじれた身体で育っていくことは、間違った身体プログラムを構築していくことに繋がります。例えば腰を丸め、首を前に出し下顎をつきだすように食べる姿は、授乳期からの状況が大きく影響しています。

また、ねじれたまま育つことはねじれに負荷をかけていくので、よりねじれを増大させていくことに繋がると考えています。

すると本来獲得できた発達の過程を正常に受けることができなくなってきます。私はそれが「発達障害」と考えています。様々な症状の要因の多くはそこにあると日々感じています。

だから私がすることできることはシンプルです。それはねじれを整えること。親も子も。

私自身もねじれたまま育ち、クライアントの捻挫の治療からねじれに気づきました。
自分の手、感覚を鍛えることを学ばせていただき、自分のねじれとも向き合い、ねじれにも対応できる手ができてきています。

0歳児からねじれを整える先輩方の姿をみて、重要性を再認識し私も0歳児から診るようになりました。
私とは違ってその時必要な発達の過程を享受して、より生きやすくなればとおもいます。

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