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『しまなみ海道・秋の音楽休暇村』開催!! ~尾道・しまなみから音楽・文化の発信を~

パリ在住で、日本に帰国した際は尾道を拠点に活動されているバイオリニスト小島燎さんと、その母親でプロデューサーの小島朋子さん(尾道在住)。この二人が昨年11月に始めたのが『しまなみ海道・秋の音楽休暇村 https://www.facebook.com/shimanamikyukamura 』です。コロナという逆風での船出となった昨年から、「今年こそは、コロナ禍を抜け出したしまなみ海道で、尾道の『アート力』を存分に結集した芸術の祭典を、皆さんと分かち合いたい!」と意気込んでおられましたが、今年も終息する気配は見えません。開催するかどうかギリギリまで悩まれたようですが、コロナで文化の灯を消してはいけないという強い想いで、11月3日(水)から7日(日)、尾道、因島、瀬戸田の4会場での開催を決断されました。

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「しまなみ海道・秋の音楽休暇村 2021」総合プロデューサー小島燎さんは、開催のねらいを、以下の4つとしています。いただいた資料から抜粋いたしました。

① 日頃から文化が身近にあるまちづくり。
クラシック音楽を軸としつつ、さまざまな文化芸術を融合し、文化芸術が生活の一部に浸透しているようなまちづくりに寄与すること。

② 次世代育成。
プロとして全国第一線で活躍するゲスト・ミュージシャンだけでなく、今まさに羽ばたこうとする地元ゆかりの学生や子供たちにもスポットを当て、演奏を披露していただいたり、ゲスト・ミュージシャンとの交流・教育プログラムを設けたりと、次世代育成への取り組みを積極的に行っていきます。

③ 国際交流豊かなまちづくり。
国際文化交流において、言葉を必要としない音楽は計り知れないパワーを持ち、国境を超えて人々を結んでくれます。日本国内の狭い枠組にとらわれることなく、グローバル化社会に相応しい、国際色豊かな芸術イベントを目指します。

④ 地域の文化施設の有効活用。
日本は、世界中見渡しても例を見ないほど、素晴らしい演奏会場や文化施設に恵まれています。瀬戸田がある生口島のベル・カントホールも、素晴らしい音響効果と、貴重なベーゼンドルファー・ピアノを有しています。
コロナ禍でさらに人と人との繋がりが薄れる昨今、こうした貴重な施設を有効活用し、その魅力を PR し、音楽を媒体として、人々が出会う場を演出したいと思っています。そして私たち世界中に存在する演奏家のネットワークで、世界に知られる風光明媚な 島にあるコンサートホールとすること。また、尾道市を世界に知られるまちとすることを目指したいのです。


以上のねらいをもって、『しまなみ海道・秋の音楽休暇村』の継続開催することが、尾道市(特に島しょ部)の活性化に資するものであると考えて、計画したとのことです。”ねらい”にある通り、子供も楽しめそうなイベントも用意されています。

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日ごろは、「しまなみジュニアオーケストラhttps://www.facebook.com/simanami.jo/」を主宰し、尾道・しまなみの子供たちに音楽の魅力を伝えながら次世代を育成。ゴールデンウィークには、市内のいたるところで即席演奏会を開催し、音楽を奏でる町を演出するなど、尾道の文化の発信のため、精力的に活動されています。
コロナも少し落ち着いてきました。11月3日~7日は、尾道・しまなみまで足をはこんでいただき、音楽の世界にひたってみては如何でしょうか?

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なお、『しまなみ海道・秋の音楽休暇村』は、本年より一般社団法人コジマ・ムジカ・コレギア(理事長:小島 燎)の主催事業となります。1993年発足の任意団体「コジマ・ムジカ・コレギア」(代表/小島秀夫)の音楽普及活動/青少年育成活動を引き継ぎ、さらに公益性が高く、地域活性化につながる内容としていく目的をもって、設立されたとのことです。


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