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ころころ気分が変わること


むすめ2歳。
なんとなく
言葉で意思疎通が取れるようになってきた。



なので、意識して
本人の意思を確認するようにしている。



今日も
「保育園行く?」と聞いてみた。
(仕事もあったのだが、むすめを見ながら
 できそうなので本人に選ばせてみた)



朝起きてすぐ確認した時は
「アンパンマン!」
と言われた。


…家でアンパンマンが観たいと言うことか?
一旦保留。

しばらくして再度確認すると、
やはり行くらしい。

かと思えば、家を出る直前に
「いやあぁぁあぁぁぁ!!」
と叫ばれ、
でも結局
「行く。」
と、涙の跡をほっぺに残したまま
にこにこと靴を履き始める。




めんどくさ。
これが、オトナとしての本音。

でも、わたし個人の本音は
尊敬。




こんなふうに
ころころ変わる自分の気持ちに
正直だったのはいつまでだったろうか。

でも、これが本来の自然なかたち。

心も気持ちも感情も
本来、一瞬で様変わりするものなのだ。



でも、いつの間にか
それらが大きく変化しないことを
わたしたち大人は
まわりや自分に強いるようになる。


その方が楽だから。
先の見通しが立つから。
そこには安心と、怠慢が存在する。




その感覚を忘れていくことは
社会に自分をなじませる時に
必要なことなのだけど。

母親とか妻とか社会人とか
何かの立場や役割を果たす時に
その感覚をわきに置いておくことは
必要なのだけど。

わたしの中で
いちばん降りるわけにいかないと思っている
母親という立場になってはじめて、
「それってほんとに必要?」
と、問いかけてくる先生が
目の前にやってきた。




ころころ変わる気持ち。

あ。

ころころ
こころ

なんて響きが似ているんだろう。
それが、本来ということなのかな。
やっぱり日本語ってすてき。



今、そこそこ大人になって
責任ある立場にもなったけど
2歳の先生を見ながら
わたしも、もう少し
このころころ変わるこころと
寄り添って生きてみたいと思うのだ。



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#心
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