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コーヒーの物理

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ドリップコーヒーの香り(湯気)が上がる様子や最小の粉量に最適化されたドリッパーの開発を目指して、ライフワークとして物理学総動員します。
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「コーヒーの物理」の始まり#1

「コーヒーの物理」の始まり#1

毎朝、挽かれたコーヒーをドリップしています。ある朝、ドリップ中の香りを楽しみながら、抽出後のドリッパーを覗き込むとこんな形になっています。

粉の表面の断面はおそらくこうなっています。

「どうして、こんな形になるんや?」と思ったんです。お湯を注ぐスピードや高さ、粉の入れ方等、いろんな要因があると思います。

自分が入れるコーヒーの濾過の様子をシミュレーションできたら面白くないですか?また、ドリッ

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