つるけん

多趣味な人です。飛行機、鉄道、競馬、写真など。たまにnoteを書いています📱アイコンは…

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多趣味な人です。飛行機、鉄道、競馬、写真など。たまにnoteを書いています📱アイコンはみちるちゃん(Twitter:@esora_michiru)が描いてくれました☺️

最近の記事

大阪で紅茶のアイリッシュモルトを飲むと、あの子が思い浮かんで離れない。 大阪の街を歩いていたら、ふとした瞬間に、どこかで再会するんじゃないかと思ってしまう。 https://note.com/tsuruken8977/n/n3b9451cce567

    • 邂逅

      ⚠️車内広告に対する否定的な意見を含みます。 苦手な方は閲覧を控えてください。 自分は以前、電車の車内広告が「不要な不安」を煽ることについて書いた。 そして、先日それに似たような広告を見かけた。 その広告は「渋谷の『恋人がいる20代前半の若者』に聞いた『出会いのきっかけ』ランキング」というものだった。 これはドア上の画面で流れる映像広告であり「春は出会いの季節だから」という理由で出されたようだった。 それに対し、自分は「なんと無意味な広告だ」と思った。 ランキング

      • 脚本

        毎週金曜日の夜にTwitterを開くと、必ず見かけるツイートがある。 それは「金曜ロードショー」に関係するものだ。 「金曜ロードショー」は知名度が高い名作を、毎週金曜日の21時から放送している番組だ。 今週の放送作品は、劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」だったらしい。 自分は中学校以来、名探偵コナンの映画を見ていない。 自分は上京してから、映画を見る機会が格段に減った。 それは、歳を重ねたからか、娯楽が多い首都圏にいるからかは分からない。 そして、

        • 遺志

          ⚠️人の死に関する内容を含みます。 苦手な方は閲覧をお控えください。 自分は競馬が好きだ。 今は春のGIシーズンで、毎週末のレースが一層楽しみになる時期である。 2024年4月11日。 この日は、週末に開催される皐月賞(GI)の枠順が発表される日だった。 自分は枠順を参考に、3歳馬がどんな争いを繰り広げるか考えることを楽しみにしていた。 しかし、そんな自分に信じられない知らせが入って来た。 4月6日に阪神競馬の第7レースで落馬し、集中治療室に入院していた藤岡康太

        大阪で紅茶のアイリッシュモルトを飲むと、あの子が思い浮かんで離れない。 大阪の街を歩いていたら、ふとした瞬間に、どこかで再会するんじゃないかと思ってしまう。 https://note.com/tsuruken8977/n/n3b9451cce567

          日課

          17時、現場作業を終えて事務所に戻る。 18時、買い物をして家に帰り、夕飯を食べる。 19時、着替えて外に出て、電車に乗る。 20時、通い慣れた店のドアを開ける。 23時、楽しい時間を惜しみながら店を出る。 0時、家に帰り風呂に入る。 1時、楽しさの余韻に浸りながら布団に入る。 仕事が変わったことにより時間は変われど、この日課は、ここ数年の自分において生きる糧になっている。 ただ、経済面や体調などの事情を鑑み、これを日課として過ごせるのは、あと少しとなった。 これに代わ

          花束

          ホワイトデーのギフトに花を贈ろう。 このような広告が、インスタグラムで流れてきた。 広告では、女性が花束を持ってカメラに向かって微笑んでいた。 自分は、この広告に嫌悪感と違和感を覚えた。 自分には、ホワイトデーのギフトを贈る相手がいない。 また、今年の3月14日は自分の「彼女いない歴」が10年になる日だ。 そのような日を、不意に出てきた広告に意識させられるのは、とても嫌だ。 そして「ホワイトデーに花を贈る」というのは、個人的に違和感があった。 そもそも、ホワイトデ

          美食

          2024年2月23日。 今日は天皇誕生日だ。 天皇誕生日が2月23日になって今年で5年目だが、未だに慣れない。 世間は3連休に入り、金沢には朝から観光客が押し寄せている。 一方の自分は、きっぷの有効期限が今日までである。 そのため、今日中に東京へ戻らなければならない。 意図せず混雑を避けることになったため、帰りの新幹線までの時間は、気楽に過ごすことにした。 朝はチェックアウトの10時まで、二度寝しながらベッドでのんびり過ごした。 チェックアウト後は、スターバックス

          人情

          ⚠️この記事を読む前に、こちらの記事をご覧いただくと旅の時系列が分かりやすくなります。 2024年2月22日。 泉鏡花記念館と兼六園を巡り、金沢の繁華街である香林坊(こうりんぼう)のホテルにチェックインした。 しばらくベッドでゴロゴロして、バスで金沢駅に向かう。 駅ビルで夕飯にする場所を探していたところ、「金沢天丼」というメニューがある店を見つけた。 店に入り「金沢天丼」を注文すると、山盛りの天ぷらが乗った天丼が運ばれて来た。 金沢天丼は、その名の通り金沢を初めと

          名勝

          2024年2月22日。 2時過ぎに寝たにも関わらず、7時台に目が覚めた。 布団の中で少しゴロゴロして、着替えて朝食会場へ向かう。 自分は「朝はパン」派だが、出汁茶漬けがあったので和食を選んだ。 朝食でご飯を食べるのは、もう何年ぶりだろうか。 朝食を摂ること自体が減っている自分にとって、朝食でご飯を食べるのは、なんだか新鮮だった。 そして、石川県産米「ゆねみづほ」はとても美味しかった。 朝食を終えて部屋に戻り、コートを着て、部屋の鍵をフロントに預け、外に出る。 時

          湯処

          ⚠️この記事を読む前に、こちらの記事をご覧いただくと旅の時系列が分かりやすくなります。 2024年2月21日。 金沢で新幹線を降りると冷たい雨が降っており、北陸の冬を感じた。 最初の目的地は、金沢より西へ進んだ山代温泉だ。 山代温泉へ行くには、金沢から特急列車で加賀温泉まで行き、宿の送迎バスやタクシーに乗る必要がある。 宿のチェックインに間に合う特急列車が金沢を出るまで、1時間少々ある。 そのため、駅ナカで土産物を見つつ、スターバックスで飲み物を買った。 発車1

          浪漫

          2024年2月21日。 この日は朝から雨が降り、最高気温が1桁になる寒さになった。 どの時間の新幹線に乗るか決めていなかったが、宿の送迎に間に合うよう移動することは決めていた。 8時に目が覚め、しばらく布団でゴロゴロして、10時に布団を出て着替えた。 昨夜、着替えを詰めたリュックを背負い、傘を差して家を出る。 電車に乗るまで少し時間があったので、近所のコメダ珈琲で遅めのモーニングをした。 30分ほどくつろいでから駅に向かい、電車に乗った。 通勤ラッシュを終えた車

          逃避

          2024年2月19日。 先週金曜日に「月曜日から仕事に行こう」と思ったものの、1週間で現場に復帰することはできなかった。 適応障害は、自分が思っていたより深刻なものだった。 本社へ現状を伝えるメールを入れ、もう1週間休みを延ばすことにした。 しかし、ストレスの原因は完全に取り除けない。 現場の業者からの電話が1日に1回は入ってくるのだ。 これは、自分のスマホが私用と業務用を兼ねているからだ。 電話がかかってきたら「あとで通知」を押し、不在着信の通知を消す。 とても小

          交錯

          2024年2月16日。 一昨日に「今週は仕事を休む」と決めたので、今日も気が向くままに過ごすことにした。 とはいえ、通勤用のレンタカーを入れ替えないといけなかった。 会社の経費(月数万円)にも関わることなので、それは予定通り(というか予定より20分早く)済ませた。 予定を済ませた後は、近くのスターバックスに行った。 「平日の10時すぎだから空いているだろう」と思ったが、開店と同時に来た人で混雑していた。 斜め前のソファー席では、ベビーカーを押したママさん達が息抜き

          不要

          ⚠️一部、精神的苦痛を含む可能性があります。 苦手な方は閲覧を控えてください。 ・転職 ・結婚相談所 ・塾あるいは予備校 ・投資やローン ・脱毛や整形手術 ・ジム ・週刊誌 以上の単語を見て、皆さんは何を想像するだろうか。 これらは全て「首都圏の電車で広告が出されているもの」だ。 そして、皆さんは上記の広告から、どんな印象を持つだろうか。 私は「不要な不安を煽るものが多い」と感じる。 上記の広告は人々の心に「不要な不安」を生み出し、それを問答無用で感じさせるものだ

          読書

          2024年2月15日。 月曜日に仕事を休んでから、今日で4日目だ。 自分の身体に病気の気配は全くない。 仕事に行く日と同じ、6時40分に目が覚める。 しかし、今日も身体は動かない。 スマホのアラームを止め、Twitter(今後も"X"と呼ぶ気はない)とInstagramを眺め、もう一度布団を被る。 スマホで見るものがなければ、ぼーっと天井を眺める。 これを何回も繰り返し、気づけば9時、10時と時間が過ぎていく。 今日は珍しく朝食を摂ったが、その後はまたしばらく横

          紫煙

          ⚠️喫煙に関わる内容を含みます。 苦手な方は閲覧をご遠慮ください。 皆さんはタバコに対して、どんなイメージがあるだろうか。 おそらく「身体に悪い」「煙と臭いが嫌だ」「おじさんが吸うもの」などというネガティブなものがほとんどだろう。 しかし、それは時代の変化によって平成後期に生まれたものだ。 「JT(日本たばこ産業)」が国営の「日本専売公社」だった時代(1980年代半ば)には「たばこは心の日曜日」というキャッチコピーがあった。 タバコの売り上げは国の利益に大きく繋がっ